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リサコラム部屋 




2017年7月30日(日)~ 12月31日(日)


  ようこそ、「リサコラムの部屋 vol.23」へ。


「リサコラムの部屋」は
15日、30日の2回に連載中でございます。変更の際はHPのNEWS欄にて
お知らせいたします。

本家の「リサコラム」と同じ作者によりますが、
架空のストーリーに交えてお客様のお部屋のご紹介など、
いろいろなメインディッシュをご用意致します。


それでは、
ぜひ、おいしいお飲み物を傍らにイマジネーションの部屋をじっくり
ご堪能くださいますように。



Room No.0080
2017年11月30日(木)


Room No.0081
2017年12月15日(金)
Room No.0082
2017年12月31日(日)

ベッドルームの
冬じたく
ジョルジュ・サンドで
ベッドメイキン講座」

「ベッドメイキング講座
これで完璧、
簡単仕上げ」
「ダンディな癒し
スタイル
ラ・フランス店長よりの
ご挨拶」


Room No.0076
2017年9月30日(土)


Room No.0077
2017年10月15日(日)
Room No.0078
2017年10月30日(月)
Room No.0079
2017年11月15日(水)

秋からの
出直しホワイト
ベッドメイキング
講座No.2」

「フローラル
リゾート S様邸」

マキシム・ドゥ・パリ
V様邸にて
古き良き
パリに浸る」


「HOTEL MORRIS
秋の模様替え」


Room No.0072
2017年7月30日(日)


Room No.0073
2017年8月15日(火)

Room No.0074
2017年8月30日(水)

Room No.0075
2017年9月15日(金)

Akikoの
マグノリアシスターズ
No.2」


夏この夏の避暑地、
N様邸にて
秘密の花園
マダムM様邸にて」
秋からの
出直しホワイト
ベッドメイキン講座No.1」


「リサコラムの部屋」バックナンバー集


この小さな窓から、豊かな世界がっているのです。


2017年1月15日(日)~7月15日(土) 「リサコラムの部屋vol.22」は下の写真より。






2016年10月15日(月)~12月30日(金)「かつて」「リサコラムの部屋vol.21」は下の写真より。






2016年7月10日(月)~9月20日(月)
「習慣」「リサコラムの部屋vol.20」は下の写真より。






2016年4月20日(水)~6月30日(木)来のわたしは一番きなかたち
「リサコラムの部屋vol.19」
は下の写真より。




2016年1月10日(日)~4月10日(日)ある日間「リサコラムの部屋vol.18」は下の写真より。




2015年10月20日~12月30日「ワーズワースの前庭」「リサコラムの部屋vol.18」は下の写真より。




2015年7月10日~10月10日「ワーズワースの前庭」「リサコラムの部屋vol.17」は下の写真より。




2015年3月30日~2015年6月30日「W.T.クラブ」「リサコラムの部屋vol.16」は下の写真より。




2014年11月30日~2015年3月20日「ホテル・サン・スーシ」「リサコラムの部屋vol.15」は下の写真より。





2014年9月10日~11月20日「アドラーに聞きに行こう」「リサコラムの部屋vol.14」は下の写真より。

 



2014年5月30日~8月30日「時はやさしく、時につめたく」「リサコラムの部屋vol.13」は下の写真より。




2014年2月20日~5月22日「カーテンの向こうマダム・ワトソンのひみつ」「リサコラムの部屋vol.12」
は下の写真より。




2013年11月14日~2014年2月14日「
Café After The Rain「リサコラムの部屋vol.11」は下の写真より。








2013年7月25日~11月7日「楡の木の叔父」「リサコラムの部屋vol.10」は下の写真より。




2013年4月16日~7月18日「シーサイド・ビレッジ」「リサコラムの部屋vol.9」は下の写真より。




2013年1月8日~4月9日「HOTELS」「リサコラムの部屋vol.8」は下の写真より。




2012年10月2日~2013年1月1日「AAA」「リサコラムの部屋vol.7」は下の写真より。




2012年6月25日~9月24日「5分の人生」「リサコラムの部屋vol.6」は下の写真より。



2012年3月26日~6月18日「失われた明日を求めて」「リサコラムの部屋vol.5」は下の写真より。




2011年11月21日~2012年3月19日「露店マイヤー・倶楽部」「リサコラムの部屋vol.4」は下の写真より。




2011年9月5日~11月14日「N氏の場合」「リサコラムの部屋vol.3」は下の写真より。




2011年6月13日~8月29日「ノンちゃんカフェ」「リサコラムの部屋vol.2」は下の写真より。




2011年6月6日までの「リサコラムの部屋」「リサコラムの部屋vol.1」は下の写真より。




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Room No.0082

2017年12月31日(日)

「ダンディな癒しスタイル ラ・フランス店長編」


「ええ~と、ちょっと大きいかな~」

あれ、おっと、
大変失礼いたしました。

ラ・フランス店長こと、元村でございます。





こんな着替えの最中のお見苦しい場面から
はじめてしまいました。





最近はインテリアの仕事に熱中いたしておりますため、
ホームページに登場することが
めっきり少なくなってしまいました。





ということで、
本日は、ホテルセンチメンタルのテイラーパジャマを着て
恥ずかしながらも登場させていただきます。
ノーメイクのため、顔は少し切らせていただきました。





オードリーのブランケットという新色のパジャマを
着てと、ええと、こうでいいのかな?
モデルのポーズを気取ってみてと.....

これ、一度やってみたかったのです。





さらに、パジャマとお揃いの
オードリーのブランケットカラーの
ブレックファストピローを枕に、
オードリーのソファとオットマンに
長々と、体を横たえますと、

おお~~なんて気持ちよいことでしょう!





早速、映画鑑賞と洒落込みましょうか?

そうそう、
この私もオーディオマニアの端くれでございましてね、





”オードリーのeセクレタリー”というこのマルチボードは、
実は、私が企画いたしました。





瞬く間に着替えましたが、
つまりは、
自分が一番欲しいものを形にしたというわけでございます。
2台置けば、大きなテレビボードに変身です。





見ていただきたい点は、
1.キャスター付きで軽々と動く、機動力、
2.扉を閉めたままで、リモコンも使える気配り、
3.引き出し5杯で、収納力たっぷりの包容力、
そして、
4.無垢板に真っ白な塗装という輝かしい美しさ
でございます。





こんな素敵なセクレタリーを欲しいと思いませんか?

ということで、
2017年の鳥を飾らせていただき、
本日は、大変光栄でございました。





それでは、ご質問がございましたら、
どうぞお気軽に私、ラ・フランス店長に、お電話でも
メールでもお尋ねくださいますように。
また、
上の写真からインテリアのページへでも詳しく
ご説明いたしております。





これからも引き続き、
あなたさまのお役に立てるように
素敵なインテリアシーンをたくさんお見せいたします。

それでは、2018年があなたさまに幸多からんことを
心より願っております。


オードリーの家具のウェブショップはこちらからどうぞ。

ホテル・センチメンタルのテイラーパジャマのウェブショップは
こちらから。


写真、文章の無断転用はご遠慮くださいますようにお願い申し上げます。


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Room No.0081

2017年12月15日(金)


「ベッドメイキング講座
これで簡単、完璧仕上げ」

2週間のご無沙汰でございます。
いよいよ、2017年もクリスマスを迎えようと
しております。

お変わりなくお過ごしでしょうか?





さて、先々週は、ちょっと端折ってご紹介をいたしました
ベッドメイキングでしたが、
今回は、正式を少し崩した簡単で美しい
ベッドメイキングの完成までをご紹介したいと思っております。





たとえ、ベッドリネンを交換した日でなくても、
簡単なメイキング方法でベッドを整えておけば、
寝起きのベッドにならず、
見かけも美しいです~。





まずはおふとんカバー。
正式名称はコンフォーターケースとか、
デュベカバーと呼びますが、
日本では掛けカバーで完璧に通じますね。
そして私どもは単に『掛け』です。





その『掛け』をヘッドボードの上まで
しっかり伸ばしたら、
襟元を約40cmほど返します。





そして、開いたスペースが
リラクシングピローの置き場でございます。





背もたれの枕ですから、心地よい反発力の
ホールド感のある中わたで作ったピローです。
そのピローに掛けカバーと同じピロケースを
かぶせて、2個セットいたしましょう。





その前に今回はフリル付きのピローを
大小合わせて3つ置きます。





ピローの形を整え、
さらにピローケースのしわも直しながら、
正面を向けて並べますね。
3個目のピローは2個のピローの中心にそっと置いてみましょう。





横から見るとこんな感じです。
天蓋レースカーテンを
今回はボルドー色の組みひもタッセルで留めてみました。





ベッドスプレッドはあらかじめ
半分に折ってかけておきましたので、
その上に、私がお持ちいたしました、
ネックロールピローなどを置いてゆきます。





掛けとベッドスプレッドの
切れ目あたりにバランスを考えながら
ネックロール、ブレックファストピローを並べてみましょう。
置き方に決まりはありません。
センスだけです。しかし、ベッドスプレッドの境に置くのは、
そしてベッドに入るときも転げないように、
ベッドに横になったときさっとつかめるようにです。





はい。これでターンダウンスタイルの
ベッドメイキング完成で
ございます。

このターンダウンのスタイルでのメイキングも
最近のホテルのメイキングスタイルになっております。

寒い季節はこのように
ベッドスプレッドをたたんでかけたままで
お休みいただいても結構でございますよ。
もちろん外しても。





眠る前にオードリーのベッドルームソファで
ネイトキャップでしばしくつろいでから
さあ、時が悠久な時にかわります。





さっとベッドに入れてしかも美しい、
簡単なターンダウンの
ベッドメイキング、ぜひ、今度はご自宅で
お試しくださいますように。
それではまた次回までごきげんよう。



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Room No.0080

2017年11月30日(金)


「ベッドルームの冬じたく
ジョルジュ・サンドでベッドメイク講座」


こんにちは。
2か月のご無沙汰でございました。






あれ?今日は直立不動じゃないの?
とお思いでしょうか?

本日はこの脚立の上から失礼をいたします。





初めてご覧になられる方のために、
わたくしはバトラーのKでございます。
このベッドメイキング講座を
担当させていただいております。





本日はベッドルームの冬バージョンに
変えるため、まずは、
天蓋ベッドの奥のバックカーテンに
濃い目の色を足すことにいたしました。

レースカーテンにダークな色を加えることで
奥行き感が出てきました。

さらに、手前には穏やかな色合いの
ロマンチックなチュールレースのカーテンに
交換をいたしました。





それでは、早速、
本日のお題、「冬支度」に参ります。
ベッドメイキングの一番はベッドパッドを敷くことです。
本日は時短のため、もう敷いてございます。

まずはシーツ。
本日はクイックシーツでご用意いたしました。
これが簡単でございます。





しかし、簡単なために、
いい加減になりがちなのも、このクイックシーツでございます。
コーナーを決めたら、確実に下に入れ込みましょう。
十分に伸ばすように、くいっと。





シーツのコーナーがきちんと決まっていれば、
ホテルライクなベッドルームに見えます。





はい。完成。
お見事です!
なんて、自画自賛ですね。





そして、
お次は、恒例の羽毛ふとん投げでございます。
それでは行きます~!
ご注目!





ほいっ!

しかし、 そんなに力まなくても
クイーンサイズの羽毛ふとんでも
軽々と投げ上げることができます。





羽毛ふとんの選び方についてよくご質問を受けますが、
セントラルヒーティングのお宅、
暑がりの方、
マンションで暖房がほとんどいらないと
おっしゃる方は、冬でも、
このようなミドルシーズンの羽毛ふとんで
よろしいでしょう。





そうでなければ、
東京の気候に近い場所の一般的な住宅では
3シーズンという寒い季節用のおふとんを
おすすめいたします。
その上で、寒がりでいらっしゃれば、
100g単位でのダウンの増量、
あるいは、暑がりでいらっしゃれば、
同じくダウンの減量ができます。





それでは、次に、
コンファーターケースを裏返してみましょう。

本日はあたたかなミルクティを飲みたくなる、
ジョルジュ・サンドという色でございます。





まずはファスナー部分から手を入れまして~
反対側の角を両手でしっかりつかみましょう。





ほいっ!

はい。うまく投げ上がりました。





それでは早速、ひもを結んでみましょう。
私はこの作業が大変好きでございます。





ホテル・センチメンタルの
コンファーターケースのひもはこのように結びやすく
ほどきやすいように
約1cmの太さに太くしております。





次に、裏返したコンファーターケースを
また裏返しますよ~。





先ほどと同じように、
ファスナー部分から手を入れて、
反対側の角をしっかり持ってくださいね。





準備はよろしいでしょうか?
それではまたやりますよ~。

ほいっ!

そして、料理番組のように、瞬く間に完成です。





眠ることは大事とわかっていても、
忙しいとなおざりにされるのが、
寝具やベッドルームです。





しかし、こんなエレガントなベッドルームで、
映画の中の美しいヒロインのように
眠ってみたいと思いませんか?
眠りの質もぐっと上がります。





それではあなたさまもどうか今週末からの
冬本番に先駆け、
ご一緒に、「ほいっ!」を。


次回、12月15日、またここの部屋でお目にかかります。



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Room No.0079

2017年11月15日(水)


「HOTEL MORRIS 秋の模様替え」


「朝、自宅で目覚めたとき、
『ここはいったいどこ?これ、まだ夢の続きだったけ?』
とあまりに美しい寝室の風景に
びっくりしたことはありますか?





いきなり、大変失礼をいたしました。
わたくしはこのHOTEL MORRISを管理いたしております、
『影の女主人、モリー』と申します。
約半年のご無沙汰でございます。

今年の初夏にお目にかかってから、
2017年も晩秋に向かっておりますね。





このHOTEL MORRISも
すっかり秋景色に模様替えを済ませて、
これからの冬の季節を温かに過ごすための準備も整いました。





こんな美しい部屋におりますと、
窓の向こうは
イギリスの湖水地方のような美しい風景が
ぱあっと広がっているような
そんな幻想を抱いてしまいます。

しかし、ここはまちがいなく日本なのです。





深い緑、浅い緑、ダークなオレンジ、ベージュ、
様々な色が混在するこの主寝室は
まさしく、ウイリアムモリスのクロス、カーテンで
コーディネートされたお部屋なのです。
しかし、
ファブリックを変えるだけで
これほどまでに印象が変わるのでございます。
まさにファブリックマジックですね~。





ご覧くださいませn。
出窓から入る光の
なんとゴージャスであたたかなことでしょう!
調度品からも、
この寝室の女主人様がウイリアムモリスの熱狂的愛好家で
おいでなのがお分かりでしょう。





クロスとカーテンの柄合わせて
壁の柄が3Dとなって手前に
飛び出して来たように魅せるインテリアの手法も
ヨーロッパ伝統のコーディネートの手法でございますから。





もちろん、
モリスのコーディネーションはカーテンだけではございません。
ツインベッドのベッドスプレッドも
ベッドスカートも
同じ素材の足し算と引き算をしながら、
お部屋全体がしっとりした
美しいバイオリンの音色のようなハーモニーを奏でております。





わたくしも、もし、夢うつつの中、
こんなベッドルームで目覚めたのなら
150年前の貴族の館で目覚めたような錯覚と幻覚に
めまいを感じるはずでございます。





こうしてわたくし、影の女主人は
いつも『HOTELMORRIS』の変化を誰よりも先に
見させていただけるのがほんとうにヤクドクだと感じております。





次はどう変わるのか、
次はどこがどう変わるのかと
わくわくドキドキが止まらないのでございますから。





ここで、ちょっとだけ、
ご主人様方がお帰りになる前に、
『HOTEL MORRIS』の夏スタイルをお見せして
その変化にびっくりしていただきましょうか。





それでは、お時間となりました。
大変名残り惜しくはございますが、
本日はこれにて失礼をさせていただきます。
それではまたいつか....」

***
Arai様、2017年秋冬バーションの衣替えも無事に終わり、
主寝室はまたまた華麗に変貌を遂げましたね。
おめでとうございます。

いつの間にか素敵な絨毯や
アンティークチェストも加わって、
完璧な『秋冬版HOTEL MORRIS』の誕生でございますね。

ネットを介して
「私はどこ?ここは誰?」とうっとりした声が
聞こえて来そうではありませんか?


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Room No.0078

2017年10月30日(月)


「マキシム ドゥパリ 
古き良きパリの面影に浸る。V様邸にて」

「支配人様、

銀座のマキシムが閉店してから2年が経ちましたね。
今でも、
赤いテントになぐり書きのような金文字を思い浮かべるだけで
胸がキュンとなります。





パリの本店に簡単には足を運べない
私たち日本人にとっては
優雅な社交界に漂う
パワースポットのような存在にも感じられました。

しかし、 その同じマキシムと名乗るホテルが
パリのガブリエル通りにあることを知ったとき、

そのフレンチレストランと
どんな関係があるのかはわかりませんでしたが、
すぐにでも泊まりに行きたい気持ちになりました。





パリのホテルはどれをとっても歴史という
エンブレムを背負っていない建物はありませんが、
ナポレオン三世の異母兄弟のモルニー公爵の住まいだったと
知ったときはさらに、感慨深いものがありました。





ピエール・カルダン氏がすべてのデザインを取り仕切り、
すべての部屋が違うデザインそのホテルは、
彼のレジデンスとしての意味もあったようですが、

今からちょうど30年前の
1987年のオープン以来、
著名人の隠れ家として秘かなブームを
巻き起こしていたようですね。





しかし、です。
1泊20万円前後から100万を超える部屋に
そう簡単に泊まりに行くわけにもゆきませんでした。
そして、近年、
そのホテルの名前がラ・レゼルヴ・ホテル&スパと変わり、
モダンに美しくなりましたことは私にとっても
とてもうれしい出来事となりました。





と申しますのも、
もう『マキシム・ドゥ・パリ』と言う名前を
お使いになられないのであれば、
その名前を私の別宅の私だけのひそやかな呼び名にしても
よろしいのかもしれないと思ったからなのです。





それに、
私の部屋はあなた様のホテルに負けず劣らず
すてきなホテルルームだと自負しております。
しかも、
私以外の人は誰もこの部屋で眠ることは
できませんのですから。





時々、この部屋にやって来ては、
私の好きにコーディネートした
古き良き、パリのレジデンス・マキシム・ドゥ・パリに
漂っていたアールヌーボーの香りを
楽しんでおります。





そんな時代を懐かしみながら、
このアールヌーボー風のデスクとチェアで
今、手紙をしたためている次第でございます」




***

V様、
昨年の暮れから今年の桜の咲く季節まで、
憧れのクラシカルで優雅なホテルを思い描きながら、
ご一緒にお部屋作りを楽しんでいた時のことを
今懐かしく思い出しております。
いつも、
お電話のお声が穏やかでふくよかで、つい長電話に
なっておりました。
いつか、
face Timeを通してではなく、実際に
V様にもお部屋にもお目にかかりたいです。
***

ストーリーは架空でございます。

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Room No.0077

2017年10月15日(日)

「フローラルリゾート S様邸」


秋雨の週末、
いかがお過ごしでしょうか?

猛暑の夏の疲れを感じるこの頃は、
どこかへ行ってゆっくりしたいな~などと
思われていませんか?





しかし、もしも近くに手ぶらで行ける
週末用の
スモールラグジュリーな自分の別邸があれば、
どうでしょう?

どんなに忙しい日々もストレスなく涼しい顔で
過ごせることまちがいありません。





さて、本日は
そんな
うらやましい週末をお過ごしの
S様のスモールラグジュリーな別邸に
お邪魔させていただきます。

ここはマンションでありながら、
まさしくホテルのような作りです。





タヒチアンリゾートに咲く花々のような
フローラルな刺繍のドレープカーテン。
いきなり、
ワンアンドオンリーの孤島に来たような気分です。





静かな空間。透き通った空気、
南国の黄色や赤やブルーの花が咲き乱れる楽園の
ラウンジで、さて、
新鮮なフルーツで作った
トロピカルなおいしい飲み物をいただきながら、
誰にも邪魔をされず....





波の音と鳥のさえずりの中で読書タイムといたしましょう。
こんな秋雨の季節には
南国の島の人間模様を考察する
サマセット・モームの『雨』なんて、
ぴったりかもしれませんね。





周りを取り囲むそのコバルトブルーの静かな海が
瞼の奥に浮かびます。


日が落ちれば、
散歩がてらにグルメなレストランへ。
早めに夕食を済ませたら、





ゴージャスなヨーロピアンなベッドルームへと
移動いたしましょう。





出窓には朝積みのバラの花。
その香りをかぎながら、
さらに眠りにつくまでの時間を過ごすのは
最高です。





たっぷりの天蓋カーテンに
取り囲まれて、ぐっすり眠れば、





翌朝には、
平日の疲れも霧が晴れたように
クリアになっていることでしょう。





責任あるお立場ゆえの
効果的なストレス解消法だと思いますが、

しかし、なんとも優雅で余裕かました素敵な日常....
大変うらやましく存じます。





それでは名残り惜しくはございますが、
本日はこちらで失礼をさせていただきます。





S様のぴかぴかの美しいお部屋は
清らかなフローラルリゾートでした。

それではまたいつものように、
おもしろいお話を聞かせてくださいませ。
次にお目にかかれます時を
楽しみにいたしております。


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Room No.0076

2017年9月30日(土)


「秋からの
出直しホワイトベッドメイキング講座No.2
色を足して、ノーブル・ホワイトベッドルーム編」





「こんにちは。半月のご無沙汰でございます。
いつもわたくし、
『Kのベッドメイキング講座』をご視聴いただきまして
大変うれしく存じております。





福岡もまだまだ日中は30℃を超える日もございますが、
夜はびっくりするくらいに涼しく感じます。
いよいよ、春眠ならぬ、
秋眠を楽しむ絶好の機会がやってまいりました。





そんなとき、
ホワイトベッドルームにも
ちょっと色目が欲しくはございませんか?

しかし、マダム・ワトソンのベッドメイキング講座は
その色目の意味がちょっと違います。






何が違うかと申しますと、
それは”センス”でございます。
それも気品を携えたセンスでございます。


ああ~、何たる、自画自賛!

とうとう言ってしまいました。
しかしながら、
気品、センスは美しさを内包するものですから、
だれからも好まれ、
さらには、自分自身にそれは返ってくるものと
私はひそかに思っております。





日本のベッドルームを美しくするという
使命を感じ、
ホテル・センチメンタルのカラーには
気品やセンスをたっぷり込めて、
色を出し、縫製をしたものです。

そのテーマは、秋から始める、

”ノーブルホワイトベッドルーム”

でございます。





スノーホワイトにこちらは、パリの空を
組み合わせました。





こちらは
シャンパーニュでございます。

ピロー、ブレックファストピローを
どのように組み合わせても、
失敗なく
美しく仕上がるように配色が吟味されています。





白にグレイッシュなブラウンを掛け合わせた
オードリーのブランケットという色目のピロケース2つを
加えるとこのようなグレイッシュな
ノーブルホワイトのベッドの出来上がりでございます。

これはかなり、私、Kの好みでございま~す。






ジョルジュサンド、とオードリーのブランケットを
足した
パリ時間のノーブルホワイトでございますね~






そしてシシーのローズとジョルジュサンド。
さらに、ライラックスリッパーズを
加えても素敵ですね。





”マダム・ノーブル”という趣です。

ノーブルに眠る、
それは、ノーブルな、つまり貴族やセレブリティだけの
特権ではございません。





幸せに美しく眠りたいと願う
すべての人に実に簡単な方法でかなうものだと
おわかりでしょう。





ノーブルホワイトベッドルームで
く~く~と子供のように無邪気に眠れば、

あら、不思議!

昨日まで心の突き刺さって取れなかったトゲトゲが
いつの間にか消えてしまっていますから。






それでは本日はちょっとUPが遅くなり、
お待たせをいたしましたが、
続きはノーブルホワイトな夢の中で.....





Good night!」



詳しくは各ページで、あるいはウェブショップにて。






次回は10月15日(日)でございます。


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Room No.0075

2017年9月15日(水)

「秋からの
出直しホワイトベッドメイキング講座No.1」


こんにちは。
約半年のご無沙汰でございます。

本日はまた、あなた様に私のベッドメイキング講座で
お目にかかれますことを
とてうれしく思っております。





季節も改まる9月、
羽毛ふとんもサマーシーズンから
ミドルシーズンに変わる季節です。

そこで本日は、
基本のホワイトベッドルームの
ベッドメイキングをお見せしたします。

中には少々、お見苦しい部分もございますが、
どうか、笑いながら楽しんでいただけましたら幸いに存じます。





まずは、ベッドのマットレスの上に
折りたたんだオリジナルのピュアニューウールのベッドパッドを広げます。

さて、時短で参りますため、
本日はゴム入りのクイックシーツを使います。





まずは頭の方の角から、ベッドパッドをくるむように
かけましょう。





そしてクイックシーツを手に持ってゴムを伸ばすように
ベッドの回りをぐるっと回れば、
あらかたマットレスにかかります。





はみ出た部分をしっかり中へ押し込みながら、
今度は反対周りにぐるっと4分の3周しましょう。





クイックシーツは、ベッドメイキング初心者の方も、
もちろんベテランの方も
時短できる便利なシーツです。





はい。平面はまっ平に、そして側面もきれいにぴったり、
まるでフラットシーツでくるんだように美しい仕上がりです。





それではいよいよ、羽毛ふとんに
カバーをかけてみましょう。
「カバー」とは、
「コンフォーターケース」という洒落た英語の正式名称がございますが、
私どもスタッフは単に、「カケ」と呼びます。
つまり、掛けカバーの略ですね。





一般に、
秋の涼しくさわやかな季節から冬の始まりまでは、
ミドルシーズン用の羽毛ふとんを使います。

本日は一番人気のポーランド産のダウンをご用意いたしました。
羽毛ふとんの側生地はしなやかで
通気度のよいエジプト超長綿のギザを使っていますので、
カバーとしっくりマリアージュいたします。





それでは、早速、「カケ」こと、
コンフォーターケースをかけるために
ファスナー部分から手を入れます。





そしてカバーの向こうの2つの角をしっかりつかんでくださいませ~。
そして、一気に裏返しますよ~。





はい、
「グリコ~!

大阪にお住まいの方はすぐにイメージが
つかめることでしょう。





グリコのポーズでなくて結構ですが、
これで、見事にひっくり返すことができました。





それでは、ひもを結んでゆきます。
寝相のよろしいあなた様は全部結ばなくてもOKです。

全部で6か所から8か所のひもとループがございますが、
コーナーの4か所でも結構です。





それでは、
また今度も「あれ」をいたしますね。




せ~の、




「グリコ~!





はい。見事に表に返りましたね。





それではファスナーを閉じてから整えます。





次にリラクシングピローをセットいたします。
ダブルサイズでは65X65cmか、75cmX65cmを2個置くのが
常道でございます。





はい、これで背もたれの枕も整いました。





それでは頭の下に置くピローにピロケースをかぶせます。
ポイントは、
枕を半分に折るようにして、
すっと最後までピロケースに押し込み、
ゆっくりピロケースを引くことです。

しわもよらず、そしてまっすぐに
きれいに入ります。





手前にブレックファストピロー2個も置いたら、
もう完成です。
ほら、簡単ですね。





リラクシングピローで一番ご質問が多いのが、
寝るときは外すのか?ということです。
寝方によりますが、身長180cm以内の方であれば、
後ろに置いたままで眠れます。
ただしフットボードがあれば、足がつかえることがあります。

半起きの状態で眠る人が多い欧米では
リラクシングピローに寄りかかって眠る人も多いようです。
そのため、日本とベッドの長さはほとんど変わらないようです。





さて、基本のホワイトベッドルームのメイキング講座は
いかがでしたでしょうか?

白は原点に返るという意味もあり、
夏からリセットして、
秋に『出直しホワイトベッドメイキング』で
気分一新なさいませんか?





【オリジナル*ホワイトベッドメイキング材料】

*ミドルシーズン羽毛ふとん 『グレイシャスミドル』
ダウン:ポーランド産ホワイトグースダウン95% 800g
ダブル(190X210cm)¥125,000

*通称名 『ラグジュアリーパッド』
2層式ピュアニューウールベッドパッド
ダブル(145X198cm)¥40,000

***ホテルセンチメンタル コットンリゾート スノーホワイト***
エジプト超長綿サテン 大きなサイズも継ぎ目なし

コンフォーターケース ダブル  (190X210cm) ¥21,000
クイックシーツ ダブル  (140X200X45cm) ¥13,600
額縁リラクシングピローケース75  (65X75cm) ¥6,000X2枚 
額縁ピローケースL  (50X70cm) 2枚 ¥4,200X2枚
額縁ブレックファストピロケースS  (35X45cm) ¥2,800X2枚

***オリジナルヌードピロー***
 ヌードピローはすべて丸洗いOK

リラクシングピロー75  (65X67cm) ¥9,000X2個
洗えるラグジュアリー枕L (50X70cm) ¥14,500X2個
ブレックファストピローS (35X45cm)¥3,100X2個

 Total:¥278,800(¥301,104)

*羽毛ふとんとベッドリネン3点のセットで
ホテルセンチメンタルテイラーパジャマ
(レディス\11,000 or メンズ¥12,000)のプレゼントがございます。


*ナイトテーブル¥110,000
*ガラスのスタンドライト¥16,800

セット \126,800 (\136,944)

ベッド(ボトムスプリングヘッドなし+シモンズニューフィット)ダブル
 ¥314,000→
¥267,000(¥288,0360)

詳しくは各ページで、あるいはウェブショップにて。





それでは、また次回、9月30日にお目にかかります。



写真、文章の無断転用はご遠慮くださいますようにお願い申し上げます。


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Room No.0074
2017年8月30日(水)

「秘密の花園 マダムM様邸にて」


ある残暑の残る昼下がり、
私は透明人間になり、マダムMの後をついてゆきました。
もちろん、そっと、足音を忍ばせてです。





それは、マダムMが、最近秘密の花園を買ったのではないか、
というまことしやかな噂が
私たち友人たちの間で広まっていたからです。





あれほどお付き合いのよいマダムMが
最近、ミステリーツアーにでも行くように
気が付くと、ふっと
どこかへ消えてしまっているからです。





これはきっと秘密の花園でも買って
そこで希少な蘭の栽培でも始めたのではないか、とか、
そんな噂に私はどうして真相を突き止めたくなって
しまったのです。





マダムMはある一軒の新築らしい家に入ると、
アンティークなパリのホテルのような壁のある
螺旋階段を上り始めました。
私ももちろん後をつけました。





そして2階のある部屋の前までやって来ると
慎重に周りを見渡して、そっとドアを開けました。
マダムMは透明人間になっている私にはもちろん
気が付いてはいません。





私はすぐに床に伏せてじっと様子を伺いました。
私の顔の近くにピンクモーヴ色したレースのギャザーが
ふわふわと揺れました。

これはなに?

私はまだどこにいるのか見当もつかなかったのです。





見上げると、
ランプの明りに幻想的に光るレースカーテンが見えました。
まさしく、ここが、かの秘密の花園に違いないと
私は直感でそう思いました。





わたしはそっとあたりを見渡しました。
ベージュピンクに光るレースカーテンと
かわいいバラのつぼみがつながったようなものが見えました。





それからストロベリーピンクと白のストライプの
クッションのようなものも見えました。
中にはふわふわと赤ピンクの房をつけたものもありました。





それらはとてもかわいく、
思わず触ってしまいそうになったほどです。

ダメダメ!私は自分で自分の手を叩きました。





しかし、
マダムMは私に気付くことなく、部屋の隅の方に行くと
するするとストライプのシェードのようなものを
引き上げました。
先ほどのクッションと同じ色のシェードのようでした。

すると下から刺繍のレースが現れてきて、そのまぶしさに
一瞬、目がくらんだかと思うと、
「あっ」と声を上げてしまったのです。





正面の壁にピンクの濃淡で描かれた太いストラップの壁が現れ、
その中心には、友人の一人が隠し撮りしていた
シャネルNo.5のバラのアートが掛けられているのが
わかりました。





そこはベッドルームで、
ピンク、シルバー、チャコールグレー、
シャンタンホワイトが、きらめくシャンデリアの下、
美しいアートとなって
その空間を形作っていたのです。





そこで私は気を失い、
目が覚めたとき、
私はマダム・Mのベッドの中で、なめらかなシーツの上に
いました。
そこで夢とうつつを行き来しながら、
何時間も眠っていたようなのです。

そこには、
蘭の花も、バラ園も噴水もブランコもなかったのですが、

まさしく「秘密の花園」だったのです。





マダムMは毎日、こんな「秘密の花園」に帰っていたのです!


************



2017年のまだまだ寒さの残る2月、
私は買ったばかりの春物のスーツにウキウキしながら袖を通して
Mさまに
お目にかかったことを覚えています。

そして寝室コーディネートのご相談を進める中で、
Mさまは、すべての生地や、クロスのサンプルを見られる度、
的確で短く、
かつプラスの感嘆詞のコメントをされることに気づきました。

かなりの高いセンスを感じました。

ああ、素敵な関係が始まったとその時、思いました。





ご新築の完成と同時に寝室が完成しましたときは、
季節は猛暑の夏に変わっていました。

始めてお目にかかってから半年間、とても楽しい日々でした。

その間ヨーロッパ旅行に行かれた際、
たまたま、お泊りのホテルに貼られていた壁紙が私の寝室に
貼っていたものと同じだったことに
運命的な直感を感じました。

きっと素敵なお部屋になるという直感です。





半年の間、いろいろな難題もあったことでしょうけれど、
いつも微笑みを絶やさず、
惜しみないご協力をくださり、心より感謝致しております。





お嬢様のストロベリーピンク&アイボリーホワイトの
お部屋もとてもロマンチックにできましたね。

Mさまの「秘密の花園」、
うれしくも、とてもうらやましくございます。
ですから、
どうか、透明人間にご注意下さいますように。


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Room No.0073
2017年8月15日(火)

「この夏の避暑地、N様邸にて」


たくさんの記録を塗り替えて、
2017年、平成29年の日本の夏も、
ようやく終息に向かっているようでございますね。





さて、この夏はいかがお過ごしでございますか?
これから夏休みという方も、
あまりの猛暑にぐったりとおっしゃる方も、
ひと時、避暑地の風に吹かれてみませんか?

本日は、マダム・ワトソンからほど近い
すてきな避暑地にご案内させていただきたいと存じます。





さあ、こちらの重厚なドアから、中へお入りくださいますように。





約25畳ほどもある広いサロン&リビングです。
磨かれた床にグランドピアノ、重厚な食器棚
中には古伊万里など、貴重な器が並びます。





そして足元を見れば、
精緻な花紋の手織り絨毯ですね。
すでに15年ほどの時を刻んでいるとは思えない、手入れの行き届いた美しさです。
さあ、絨毯を踏んで、お庭を臨むソファの方へどうぞ。





壁にはニューヨーク近代美術館で見たような
コンテンポラリーなアート。
黒いレザーの大きなソファが2つと
センスよく並ぶ粋なクッション、
モダンなセンターテーブル。
また足元の
ブルーグレーのウールの平織り絨毯は花刺繍のヘム付きです。

どれも高い審美眼で選ばれたインテリアばかり。





さあ、お好きな場所におかけくださいませ。
お飲み物はいかがいたしましょうか?

今日はすばらしくよいお天気ですから、
新しくしたばかりの刺繍のレースカーテンを開けてみましょうか?
きっと涼しげな風がほおを撫でてくれることでしょう。





美しく刈り込まれた緑の芝生に手入れの行き届いた
庭園と呼べるほどの、
すばらしいお庭が一望でございますから。





「あれ、もしかして、ここは軽井沢?それとも、雲仙?」と
お思いでしょうか?
いえいえ、福岡県内にあるN様邸でございます。

今日のような晴天の日はひときわ緑が目に麗しゅうございますね。





それでは、石灯籠に明りのともる夕暮れまで、
読みかけの本でも広げてみませんか。

時折聞こえてくるピアノの音色に耳を傾ければ、
軽井沢や雲仙の老舗ホテルよりも、さらに素敵な時間を
ご満喫いただけますことでしょう。





名残り惜しくはございますが、
バトラーのわたくしはこちらにて失礼をさせていただきす。

それではどうか、
心ゆくまでごゆっくりとおくつろぎくださいますように。






「N様、15年ぶりにご自宅にお伺いさせていただき、
変わらぬご自宅の美しさに感動いたしました。

行き届いたメンテナンス、
細部にまでご趣味を反映したインテリア、
それにかける情熱、
何より
粋なダンディズムに、
いつもわが身を振り返えさせられる思いでございます。

この度、写真を撮らせていただき、
改めて、
”最高の避暑地は自宅を避暑地にする”
ことだと感じました。

いつも勉強をさせていただき、心より感謝申し上げます。

                  元村」



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Room No.0072
2017年7月30日(日)


「Akikoのマグノリアシスターズ No.2」



「こんにちは。
1年半のご無沙汰でございました。
もちろん、お初にお目にかかりますあなた様には、『はじめまして』。

わたくしはAkikoと申します。
このわたくしの寝室、見覚えのある方もいらっしゃることと存じます。





そうです。
2015年の秋に発表させていただきましたマグノリア香る
『マグノリアシスターズ』の寝室でございます。

マグノリアの咲く季節はご存じ、春真っ盛りの4月から5月。
しかし、わたくしの寝室には一年中、
この香しいマグノリアの花々が千々に咲き乱れております。





その語源となりました、
『マグノリアシスターズ』とは、マグノリアをモチーフに
テイラーメイドで作りました、
クッションやベッドスプレッド、ベッドスカートたちのことです。





馥郁たる香りの中で、わたくしは
それはそれは幸せな気分で日々を過ごしておりました。

さらに、『マグノリアシスターズ』の寝室には
こちら、夏バージョンの ホワイトベッドルームもございます。





白い刺繍レースとギャザーバランスのある
すがすがしい窓辺にヘッドボードを向けて
ホワイトのリネンを中心にベッドメイクしたスタイルでございます。

まさに、
”避暑地 マグノリア・リトリート”であると、秘かに自画自賛しております。

白く輝くヘッドボードカバーには、
ゆりの紋章をかたどった”グレイシャスリリー”という
シルバー色の刺繍が施してございます。
そして、
赤と白のストライプのロールクッションもなかなかチャーミングでしょ?
こちらはわたくしの手製でございます。





しかし、
このマグノリアシスターズの魔法にかけられたのか、
日に日に、わたくしのインテリア熱は高まり、
まだ到達していないあの領域にまで足を踏み入れ、
『マグノリアシスターズ』の奥義を極めたいと思い至ったのでございます。





つまり、こちら、
わたくしのイニシャルのAとマグノリアのアウトラインを
組みあわせたエンブレムを作り上げ、
新たな『マグノリアシスターズ No.2』を作り出そうと
決意したのです。





刺繍糸には3色使うことにいたしました。

マグノリアのアウトラインにゴールドを、
わたくしのイニシャルのAにシルバーを、





そして、
マグノリアのめしべ、おしべには黄緑をあしらい、
このような世界唯一の
『マグノリアシスターズ No.2』が完成いたしました。





まずはそのベッドスプレッドがこちらでございます。

シャンパンイエローに輝くオリジナルのベッドスプレッドは、
恥ずかしながら、わたくしが貼りましたマグノリアの壁紙にさらなる
ブリリアントな輝きを与えることになりました。





ご覧のように、ベッドスプレッド、ヘッドボードカバー、
そして、ブレックファストピロー、ネックロールまで
新たな『マグノリアシスターズ No.2』がこの寝室に誕生したのです。

その神々しい美しさはわたくし自ら息を呑むほどでございました。

しかし、
ここには、さらになる秘密の裏ワザがございます。





なんと、同時にラベンダーアメジストの部屋も
作ってしまったのでございます!
その美しさたるや、
画像では到底、表現できません。
そのオーラは
有り余るラベンダーアメジストの輝きを窓のレースカーテンにまで
映し込んでおります。





みずみずしい桃のタルトに砂糖を使わず作った
ストロベリーコンフィチュールをたっぷり載せた
”ピーチタルト・ア・ラ・ラベンダーアメジスト”とでも
申しましょうか?





それとも、
シャンパーニュを加えた桃のジェラートに
生クリームを絞り出し、その上に生のラズベリーと
いちごをトッピングしたシフォンケーキのデザートとでも申しましょうか?

つい、
シャンパングラス片手にレンブラントの絵画を眺めるかのように、
眠ることなく、ただただ眺めるだけで何時間も過ごしてしまうのです。

それほどに
流麗なる美しさなのでございます。





この瞬く間にイメージチェンジできるその仕掛けとは、
お分かりかとは存じますが、
シャンパンイエローとラベンダーアメジストが
表裏一体をなしているからでございます。

シルクの輝きを持つシャンタンのマグノリアシスターズは
このように2つの顔を同時に合わせ持つ
神業も有しているのです。





そして、日々、巻き起こる困難や難題も
この華麗なる『マグノリアシスターズNo.2』たちが
瞬く間に解決し、そしてわたくしを常に癒し、
そして月並みな言葉ですが、
元気と勇気とエネルギーを与えてくれているのでございます。


それでは、みなさま、
本日は、たいへんお騒がせいたしましたが、
こちら、
Akikoの『マグノリアシスターズNo.2』より失礼いたします。





p.s. リビングから見たこのホワイト&シルバーストライプの壁紙も
わたくしが、工事現場の脚立のようなものを
借りて来て、エレベーターで運び上げ、
シックハックして貼り上げたものでございます。

わたくしのとどめを知らない
インテリア熱のくすぶりは
2017年灼熱の東京をさらに暑くしているようでございます。



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