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リサコラム
本日のオードブル
第13回

Risacoホテルへ
ようこそ!


木村里紗子のプロフィール

マダム・ワトソンに1990年より勤務し、400名以上の顧客を持つ販売員。
大小あわせて、延べ1,000件以上のインテリア販売実績を持つ。
著書”シンプル&ラグジュアリーに暮らす”(ダイヤモンド社)(06年6月)がある。
趣味は、ベッドメイキング、掃除、いろいろなインテリアを考えだすこと。
新リゾートホテルにいち早く泊まること。
15年来のベジタリアン。ただしチーズとシャンパンは大好き。甘いものは苦手。
アマン系リゾートが好き。好きな作家は、夏目漱石、檀ふみ、中谷彰宏、F.サガン
 
”遊びをせんとや生まれけん”..誰が言ったの?

 


Risacoホテルへようこそ!



「Bonjours!リサコホテルです。12月24日、ご夫婦の2名さまですね。

かしこまりました。バラの花びらのシャワーでお迎えいたします。」
「では、

歓迎の音楽は?バッハのG線上のアリアですね。では、友人のバイオリニ

ストに弾かせます。ウエルカムドリンクは、冷えたペリエに軽くライムをしぼ

って、かしこまりました。お好きな香りは?ローズウッドにマンダリンオレンジ

のブレンドで、ございますね。

ではご到着時に、

  バッハとともに
       焚きしめておきます。       

「バスルームには、グラスに入れた、すすの出ない小さなキャンドルを  

10個、バスタブのまわりに灯しておきましょう。               

バスタイムは、ラベンダーとラベンダーのバスソルトで清楚な香りで    


ゆっくりお楽しみください。 

         

バスルームの外には、ボリュームたっぷりの                 
                  
    バスローブとふかふかな

       


バスタオル、そして、ルームシューズをご用意いたしておきます。ほてった

体をタヒチアンなドレッシングルームで鎮めてください。ボーティブキャンド

ル3個を窓辺に置いておきます。そこで森の中にいるような、癒しの音楽

をご堪能ください。           

ご希望のヴーブ・クリコのシャンペンと、 チーズ

を添えて、ご用意いたします。「お夜食は軽めですね。野菜だけのブイヨ

ンでとったカブとジャガイモのポタージュ。スライスした豆腐の軽いソテー、

ブルーチーズソース、アボガドとレモンを添えてなんか、いかがでしょう。」


「お部屋は2タイプございます。


ニューヨーカースタイルの白いお部屋ですか?


アジアンモダンにもでもアレンジいたします。     


      


クラシックスタイルは、ロイヤルブルー、あるいは、甘いチェリーピンクをお

好みでしょうか?


     


 そして今回おすすめは、ハネムーンスウィートな


    

  このお部屋。
 
  シックな、シャーロックスタイルがお好みで

ございますか?あるいは、エクストラチャージでお好みのお部屋を1週間

でおつくりもいたします。もちろんチェックアウト後はご自宅の寝室に合うよ

うに作り変えてお届けいたします。」「お部屋着は、シルクのローブとスリッ

プワンピース、あるいは光沢のあるサテンのパジャマとウールの軽いローブ

か、ストールでも。あるいは、私共のクローゼットから、100枚のパジャマ

やワンピースの中からお好きなものをお選びいただいても結構です。  

ヒーリングミュージックから、クラシック、ジャズで聞くクリスマスソング、この

時期ですから、ケニー・Gなんかもおすすめです。もちろん、シャーロック

スタイルでしたら、シャーロック・ホームズの冒険のDVDを。クラシックな映

画や、ヘップバーンの”麗しのサブリナ”なんかもエトランゼ気分で、楽しい

でしょう。


      



サイドテーブルの上には、


      


スタイルに合わせた、アレンジの花を置きます。ご要望にあわせた、

クリスマスプレゼントをご用意いたしておきますが。                            

軽いオードトワレと小さいブーケ。    

もちろん、カードと、彼女が好きなインテリアの本でございますね」
 

 「さて、明日の朝は、いいお天気ですから、

バルコニーで、ミルクで煮出した甘い香りの紅茶と供に、

当ホテル自慢のエッグベネディクトでも。


              


 その前に、 

             


ベッドにキャンドルとお目覚めのお茶をお持ちいたしますから、ご安心を。

あとは、心ゆくまで、当ホテルにて、イヴの夜とクリスマスの朝を



        


お楽しみいただけますよ。ではご到着を心待ちにいたしております」。




 「木村さんの部屋はいくらで泊まれるの?」となぜかよく聞かれます。もち

ろんホテルではありませんけれど、こんなもてなしをやってあげたいし、

やってもらいたいものです。


 “遊びをせんとや生まれけん”この言葉は私の大好きな言葉です。

 インテリアは分からないとか、どうしたらうまくコーディネートできるのでし

ょうか?という質問を常に受けます。その答えとして、自分に有能なバトラ

ーがいたら、こんな部屋でこんなもてなしを受けたいなと思うことをすれば

いいと思います。「この色とこの色でコーディネートしたら、こんな効果があ

る」とか、「こんなものを置いてこんな雰囲気を作りましよう」とか、「このカ

ーテンをかけたら、ソファーの色ともマッチしますよ」 とか、これしたら、こ

うなるという、方程式のようなもので考えたらつまらないでしょう。インテリ

アも楽しく過ごすためにある遊びだと考えれば、想像力は無限大に広がり

ます。予想外の効果が生まれる場合があります。想像もしないようなスト

ーリーがはじき出されることもあります。


 “遊びをせんとや生まれけん”という発想で、さあ肩の力を抜いて、わく

わくする気分になるお部屋を考えてみませんか?                           


 さて、その続きは、2007年1月6日発売の2月号PLUS1リビングで

どうぞ。この遊び方を7ページで私がじっくりお見せしています。


リサコラムに関する、ご意見、ご感想はこちらまで。→mmm@madame-watson.com


 お名前と、お差し支えなければ、ご住所も書き添えてくださいね。ご返事いたします。


また、金曜日にお会いしましょう。
                      

木村里紗子 Risaco

 

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