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リサコラムの部屋」 バックナンバー 2010年8月27日〜2011年5月16日
抜粋しております。
   
淑女のお部屋
2011年5月16日
「シンプル&
ラグジュアリーに
暮らす」に絵を書いて
2011年5月9日
AiさまよりのLetter
2011年5月2日
   

Mizuuhoさまのベッドルーム
2011年5月2日
mikaさまの
ベッドルーム
2011年4月25日
Fujimiさまのベッドルーム
2011年4月18日

   

クリスマスにならないと
開かないもの

2010年12月24日

Spica様のオフィス
2010年11月26日

木村里紗子の仕事(道楽)
2010年8月27日






2011年5月16日


そのプリンセスに 初めてお会いしたのは、
お引っ越しされたばかりのカーテンのない
新居でした。初対面で、打ち解けてくだるなんて
そうそうないことですけど、
お打ち合わせの後、一緒にお昼をしましょうといわれて
マンションについているレストランで
ご一緒させていただきました。

それから、約1カ月後、お部屋のインテリアも
ほぼ完成致しました。






ニューヨークで開業なさっておられる!ご子息のお話、
ご趣味のこと。でも
語られるお話はどれも夢に満ちています。

どんなお話もユーモラスに語られて
ほんとに楽しい時間でした。





お礼のはがきをかきました。
すると以前バラをたくさん育てていらしたお庭の
バラの写真のはがきをお送り下さったのです。





「フランスの詩人、ロンサールトいう名前のバラなのです」
と書かれてありました。


はがきを2回書きました。

すぐに2回お返事まで頂戴致しました。


そのプリンセスはおっしゃいました。



「描いてくださったイラストみたいに
素敵なベッドルームで
ワインを飲みたくなったから、そのように
してくださいますか?」と。



ご趣味はバラの栽培。もっと以前は、スケート。
アンティーク家具に囲まれたお住まいのなかで
好きな音楽はポピュラー。
そして、ピアノ。夢は10年後、ご自分の
コンサートを開かれること。



完成した玄関先の窓辺から、夜景を眺めながら
「今晩はひとりでブランディを楽しみましょ。
不良ババアでしょ」と笑われました。
そして、
「世界で一番素敵なお部屋になったわ」と
プリンセスは言われ、私は
世界で一番幸せを感じました。
真の淑女とは、こんな方のことをいうのですね。



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2011年5月9日)


実は先月、お部屋のインテリアをさせていただきました
Hさまより、私の拙い本、『シンプル&ラグジュアリーに暮らす』
のご注文をいただき、
その30冊それぞれに30通りのイラストと
コメントを入れました。
テーマは「夢を追い続けて」あとはお任せでした。


Hさまは、
お引っ越しのお手伝いに、50人もの方が
おいで下さるような熱烈な支持者や部下の方を持つ
とてもユニークで最高に面白い素敵な方です。


でも、私共のショップに初めていらした16、7年前には
ベビーカーを引いて来られて、
ELLEのスリッパ1足しか買えなかったそうです。
そんなお話を今ではご自分の講演でなさるそうです。


Hさま、おかげさまで夢についてたくさん考える
機会を与えてくださり、ほんとうに
ありがとうございます。



少しご紹介いたします。
では、マイケル・サンデル氏風に




「さあ、夢の続きを始めようか!」








「ハートを集めるマシーン 開発しました」
「くるくる回すだけ、ただただ 休まず くるくると」

「夢の風船は軽々と
あなたを運ぶ だから
つかまるだけ」



ちょうどこの4月
5刷目を重版したところでしたので
「夢を追い続けること」についてHさまになり変わり、
一所懸命考えました。



「わたしの人生はスリッパ1足から大きく変わりました」
「さて、次の幸運のスリッパはだれのもとへ?」








「ハートのつかみ方」
「水をやって、水をやって 大きくなったら 
落ちてくるのを 待ってるだけ」




「どうしてあたし、原っぱ色のスカートはいているか
知ってますか?」
「ラッキーの種が落ちてきたとき
ほら、こうして、そしてそのうち
春に咲くでしょう」




「夢のような話をしたのが始まり」
「今は、思い出話になりました」




「知っていますか? ハートにはピンクとブルーが
あることを」
「ピンクはあつくて ブルーはつめたくて
でもいつか一緒になって ウォームになるの」




「10年ちょっと前、今のあなたのようにブルーでした
全身、ブルーでした」
「その時のことを忘れないように、
ブルーのカーテンに替えたんです」


ラッピングしてスタッフがお届けにあがった
玄関先の
ご本人から、泣きながらお電話がありました。
「涙が止まらないの」と。
いつも超元気で、話される言葉はすべて
ジョークのようなHさまなのに
そこまで
感動してくださったそうで、私は
非常にびっくりしました。

えっ、こんな下手な絵でも泣いてくださるなんて
ほんとにほんとにありがたいことです。


Hさまの地中海のようなブルーの
美しいダイニングで
また50人以上の方が集まって
その日盛大な持ちよりパーティを
なさったそうです。
今は、そのうちの30人の方がこの本を
持っておられるそうです。





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2011年5月2日)

AiさまよりのLetter

「センチメンタル・ホテル・TOKYO」
レジデントAiさまから
届きましたメッセージお読みいただけますでしょうか?


「センチメンタルホテルより、メールを差し上げております。

・・なんちゃって。

今日の午後にようやくチェック・インする事が出来ました。

本当は先週宿泊予定だったのですが、風邪をこじらせてしまい、

子供みたいに熱を出して、母が看病にくる始末でしたので、

とりあえず、私のセンチメンタルホテルは洗濯のち

アイロンでフランスの香りを纏い、

大人しくクローゼットで待機をしておりました。

ウォーター・グリーンってどんな色なんだろう・・?





HPのお写真ではいまいちハートを射止めるほどは伝わらず、

緑色が好きなのと、ネーミングのセンスのよさで

一番最初に選びました。

実際は・・感動です。

水に溶けたミント・・と形容してありますが、

それがしっくりくる清涼感とみずみずしい雰囲気ですね。

とても綺麗で可愛いです。

パステル調ですが、シックで上品で光沢があり、華やぎと

落ち着きが混在していて、

はぁ・・なんてキレイだ・・と、溜息がでます。





なんだろう・・木々の新芽が透明度の高い湖面に映り込んで、

その水面を優しく風が撫ぜて、

キラキラ光った・・って感じがします。

生地がとてもキラキラしているんですね。

生地を織る糸を紡いでいる時にフェアリーの羽から銀か

クリスタルの粉でも落ちましたか?

と、妄想するのも、これまた一考です。

自然光でも、夜の照明でも清楚にキラキラするので、

次は絶対ホワイトにしよう、と思っています。



昼のチェック・イン後に少しお昼寝をしました。

スルリと自然に体が滑り込んで、肌にサラサラと触れ、

柔らかく撫ぜ撫ぜされて、

幸せのサンドイッチになって、深く眠りました。

まだ、風邪が治りきってなく今夜は早めに休みます。

今回に限り、私はなんて幸せな風邪っぴきなんだろう・・と、
思います。



いつも、フェアリーが落としたクリスタルな文章を
お送りくださり、感動いたしております。
Aiさまの寝室もすっかり有名になられておられますね。

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2011年5月2日

「センチメンタル・ホテル・FUKUOKA」

Mixzuhoさまの可憐なベッドルーム



”ドットとリボン”



どちらも
美しくもあり、可憐でもあり




ときには競い合い



励まし合って



ひとつになって



「今日もどきどきうれし、緊張しながら
眠っています」
とおっしゃっていただきました。

Mizuho様 ほんとうに喜んでくださってうれしいです。

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2011年4月25日

mika様のベッドルーム

ちょど震災の翌日にmika様の寝室のプランは決定しました。
そして、昨日やっと完成しました。
震災の日、お父様は都内から神奈川のご自宅に
夜通しかけて帰られたそうです。
そんなお話をしたことをすごく前のことのように思い出します。






この素敵なシルクのクッションカバーは
カーテンを作った後の残布から出来ました。
お母様がビーズの刺繍をされ、
それに私共の工場スタッフが完成させたものです。
こんな思いれのあるクッションは
きっとずっとずっと大事にされるはずです。

奥に見えますアンティークに見えるランプ、
実は、ご実家で長く埋もれていたというもの。
お手製です。素晴らしいペイントでしょ。
さらにビーズのトリミングも完璧です。





その思い入れに負けないように
いろんなアイテムにも思い入れを深くして
みんなで分担して作業に当たりました。
(意に反して、手が写ってしまいました。)





だから、ランプやクッションに負けてないでしょ。





mika様ご自身もとってもチャーミングで素敵な方。





ひとつひとつの物は
大事にされるとこんなに輝くのですね。

だから、ここで
マンションの1室だなんてばらさなければ
見た方は、どこかヨーロッパの高級ホテルか
古城ホテルだと思ったかも知れないのに、

とうとう言ってしまいました。


mika様、ごめんなさい。


もしも一生のうちでどれか一つに贅沢を
許されたら、私も迷わず寝室にします。




この寝室でどんな本を読んで、



どんな音楽を聞いて



どんな夢を見て



これから先、どんな素敵な未来が待っているのか



考えただけでわくわくするからです。



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2011年4月18日
乙女の祈り*
Fujimiさまのベッドルーム


東日本大震災から、1カ月と1週間が経ちました。
まだまだ余震、いや本震ともいわれる地震が
頻発しています。

それまでは、究極に便利で何でも素早く手に入る生活を
謳歌していたような気がしています。
九州から北海道まで中1日で荷物は届けられ、
24時間安心して食料を手に入れることもでき、
そのようなものはほんとにラッキーなことで幻想にしか
過ぎないと思えるような気がしました。



3週間前のFujimi様のお宅の様子です。




何もない白い壁を見ながら
幸せな光景も描けるものです。
無からでも美は生み出せるものなのですね。





数多くのボランティアの方々、現場で支援なさっておられます
人々に心より感謝いたします。

多くのリフォーム現場で働く職人さんたち、
お疲れさまでございます。





被災地に向かったトラックの援助部隊の方々を
送り届けて、インテリアのご相談にお越しくださった
Fujimi様




3週間後、
先ほど夜分にやっと完成しましたね。




感動して涙が出たと笑っておっしゃって
頂けてうれしいです。

今日からやっとやっとゆっくりお休み
いただけますことを私共も大変うれしく思います。






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2010年12月24日

クりスマスにならないと開かないもの




LA SAINTE BIBLE
(ALLIANCE BIBLIQUE UNIVERSELLE)

後生大事にしている古いプレゼントなのです。
教会の牧師先生から大学入学のお祝いにと
頂いたフランス語の聖書です。

これを頂いた時に初めて、聖書とはフランス語では
女性名詞なのだと知りました。





そして、上から順番にポータブルの英語で書かれた聖書
そして、ずっと昔、私の洗礼式の時に記念に頂いた讃美歌。
そして、さらにずっとずっと昔から、誰のものか、家にあった
古い聖書。年季が入っていますね。
(日本聖書協会 1955年)
今から、55年も前に出版されたものです。
これをずっと使ってきました。しかし、今は、ほとんど、書棚を
飾るものに、なっています。




リサコラムのセンチメンタル・ホテルのタイトル、
「狭き門」は有名な聖書の一節ですね。
(マタイ伝 7章13節)
さらに、アンドレ・ジイドにも同名の小説がありますね。
アリサとジェロームという主人公の名前は私にとって、
きっとずっと忘れない登場人物の名前です。


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2010年11月26日

Spica様のオフィス

先日の授賞式の翌々日、帰り際にSpica様のオフィスに
お邪魔させて頂きました。





なんと、オフィスの中に、ベッドルームがあるんですよ。
夜も遅くまでお仕事をなさる多忙な方なので、
ご自宅までそう遠くないのですが、
こんな素敵なベッドルームを作っておられますのです!

お送りしたおふとんや枕、べッドリネンがこんな風に
使われているのを見るのは
ほんとにありがたく、うれしいものです。




建築士のJunko様、「このベッドルームがあると思うと、実際に寝なくても
安心感があるのよね」と。
とてもおだやかで素敵な話し方をされる方です。


2010年11月19日

英国大使館にて、サンダーソンのレセプションティパーティに
出席してきました。




大使官邸のサロンは天井は6m以上ありそうでした。
シャンデリアも、カーテンも、もちろん、絵画も素晴らしい
広々とした、空間でした。


サンダーソン社はご存知でしょうか?
イギリスの壁紙やファブリックのメーカーとして
なんと150年の歴史歩んできたそうです。





ショップディスプレイコンテストで
グランプリを頂いたものですから、
その表彰式も兼ねたティパーティのレセプションが
11月16日に英国大使館が行われ、
出席してまいりました。





こんな機会はめったにないでしょうからと
自分たちでデザインした服をサンダーソンの生地で作ってもらって着て行きました。


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2010年8月27日

木村の仕事(道楽)

毎週1、2名の方が、飛行機や新幹線に乗って
インテリアのご相談などにお見えになられます。





インテリアのご相談は、いろんなお話をお伺いしながら、
イメージを確認し合い
イラストを描き、大体のプランを決めます。
その後、改めて、ほぼ正しい縮尺で描き直し
それに、生地を貼り付け、
上のようなイラスト付きのプランニングボードにします。
その際2枚、全くおなじものを作成し
1枚は私の控えにします。





それをご遠方の方には後でお送りして、
あるいは、ご来店の際にお見せしながら
決定事項の確認をします。

つまり、ほとんど最初の1回でほぼ細部まで決定します。
あるいは、写真の画像と平面図だけを見ながら
上のようなプランニングをします。
現場での場合は、先にお好きな生地やイメージを
お聞きして、その生地を持ってお宅に伺い
イラストを描きながら、やはり、お宅(現場)で決定します。

それがまだまだ、第一段階の私の仕事です。

お話をしているうちに、モダンなインテリアもだんだんと
ちょっとロマンチックな方向へと向かうことが多いです。
女性の本来持っている、優しさや優雅さに対する
形にならない精神性のようなものが現れてくるように
感じています。
それは、”ロマンチック魂”というものなのでしょうか?


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