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リサコラムの部屋

2011年11月28日~
    



露店マイヤー・倶楽部」

2011年11月28日
第1回 美しきずぶぬれダナ

露店マイヤー・倶楽部」

2011年12月5日
第2回 キャンディ通信
露店マイヤー・倶楽部」

2011年12月12日
第3回 傘
露店マイヤー・倶楽部」

2011年12月19日
第4回 類は友を呼ばず
露店マイヤー・倶楽部」

2011年12月26日
   第5回 三度のサンド  
    
露店マイヤー・倶楽部」

2012年1月2日
 第6回 交換留学生
露店マイヤー・倶楽部」

2012年1月9日
 第7回 古い友人
露店マイヤー・倶楽部」

2012年1月16日
 第8回 ロッテン・マイヤー1号
露店マイヤー・倶楽部」

2012年1月23日
 第9回 一打逆転 
露店マイヤー・倶楽部」

2012年1月30日
 第10回 最初の切り札
    

露店マイヤー・倶楽部」

2012年2月6日
 第11回 最短距離
露店マイヤー・倶楽部」

2012年2月13日
 第12回 保留人生
露店マイヤー・倶楽部」

2012年2月20日
 第13回 はなまるライト
露店マイヤー・倶楽部」

2012年2月27日
 第14回 宝くじ
露店マイヤー・倶楽部」

2012年3月5日
 第15回 
ディ・ドンク

    

露店マイヤー・倶楽部」

2012年3月12日
第16回 ささやかなミス

露店マイヤー・倶楽部」

2012年3月19日
第17回 シーソー
    


ようこそ、リサコラムの部屋へ。

リサコラムは毎週月曜日更新となりました。




2011年9月5日から11月14日までの
「リサコラムの部屋 N氏の場合」は下の写真より。





2011年6月13日から8月29日までの
「リサコラムの部屋 ノンちゃんカフェ」は下の写真より。





2011年6月6日までの
「リサコラムの部屋」は下の写真からバックナンバーをご覧頂けます。









露店マイヤー・倶楽部」

2012年3月19日
 第17回 「
福岡のオランダ坂」

昭和の香りのする喫茶店






マダム・ワトソンの裏通りからここまで約5分、
ずんずん坂道をのぼり
くねくね登った先にあります。

その名も 長崎 阿蘭陀珈琲館






長崎のオランダ坂をもじったこの珈琲館は
高台の見晴らしのいい場所にあります。
珈琲のおいしさはもちろん。
お料理もなかなかのおいしいさで有名です。





眼下に博多の街を眺め、ゆっくりさぼれます。





夕暮れ時は、
この窓からはこんな夕映えも見ることができます。

でも、私はこの20年で1度しかここでさぼったことは
ありません。


一番の名物は長崎ちゃんぽん
古いアンティークな建物。
レンガ作りの外観は高級住宅の入口にあります。




朝から晩までおきゃくさまはひっきりなし。
オランダのコーヒーの香りを求めて、
昭和の懐かしさを求めて、はるばる来店
される方もおおいようです。



そうそう、今日の話題の「さぼる」
東京も神保町に「さぼうる」「さぼうるⅡ」という
昭和の喫茶店ありますね。
学生時代、数回行きました。



こんなおしゃれなカップで、
隣の席の知らない人が「お掃除と人生論」
を語り始めたら



その人はきっとロッテン・マイヤーさんに
違いありません。



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露店マイヤー・倶楽部」

2012年3月12日
 第16回 「
ささやかな習慣」

2011年3月11日より数日前は何をしていたかを
思い出していました。







私ごとですが、
「Simple&Luxury シンプル&ラグジュアリーに暮らす」
という本の英訳をその前の年のクリスマスから始めて
いました。

もちろん、英語は学生以来、勉強してもいなかったので
さびついたままで、始めたものでした。
毎週1回、夜8時から1時間、アメリカ人の先生に自分の
下手な英訳をチェックして頂き、正しいそして
センスある英語に直してもらう作業を
していました。





英語学科を出たわけでもない私などがそんなものに
挑戦しようなどと恐れ多いことですが、

自宅でのろのろと英訳をしたものを
先生のパソコンに送り、合意を図りながらの作業です。
たびたび、私の意味不明な英語訳に「はっ?」と言われながら、
日本語の読めない先生と
悪戦苦闘の約30時間。
そして、7か月かかって、完訳しました。





その授業料はのべ¥150,000でした。
それが高いか安いかは別として、
それから英訳に対する恐怖感のようなものは
消え去りました。

別にこれを出版するわけでもないのですけれど、

それでも、「ささやかな努力」をしたのかなと
今は思います。



3月11日以降、私たちの仕事は非常に忙しく、
ご相談もたくさん頂くようになり、
でも、私含め、多くの方から、自分の暮らしを見直して
気持ちよく過ごしたいと思うようになりましたと
言われました。

昨年末ぎりぎりになってしまった
岩手県のS様にリビングと寝室のコーディネートさせて
頂いたカーテンやクッションなどを
お送りした事を思い出します。

岩手県は大きな災害に見舞われた地域もありますし、
でもそんなお話しはなかなかお伺いできずに
コーディネートを進めました。
今、どんなお気持ちでお過ごしなのかな?と
ずっとずっと気がかりになっています。



「私たちのささやかな習慣」
お客さまに接するとき、他の誰かに接するとき
必ず相手の方は自分よりぜんぜん
優れた、そして頭のよい方だと認識するところから
スタートすることです。
常に謙虚にお話しを聞くためです。



「ささやかな失敗」と言う言葉は不適切で、本来は
「ささいな失敗」だと思います。
「ささやかな習慣」もやはり間違った日本語だと、
思います。
でも、ささやかな努力、ささやかな習慣を続けたいと
今日、2012年3月11日の思いです



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露店マイヤー・倶楽部」

2012年3月5日
 第15回 「
ディ・ドンクな運」



本日はほぼ完成なさいましたF様邸の素晴らしいLDKを
ご紹介いたします。






クロスのご相談をお受けしたとき、
「このクロスがすてきだと思います」などと
おススメしましたが、特に大きな柄のクロスは
貼って見るまで、ほんとうにドキドキです。







頭のの中で想像して、組み立ててみて
きっと素敵だろうと思えても、確実ではもちろん
ありません。







でもこの写真を見て、ほんとに
素敵に仕上がってとてもよかったと思いました。


カーテンもクロスもインテリアと名のつくものを
選ぶ基準があるとしらたら、私の勝手な意見ですけれど、
大きな3つの決め手があるのではないかと思っています。

1.直観: まず一番に優先すべき重要事項は
お客さまの好き、嫌い
センスを含むお客さまによるお客さまのその直観。


次に、
2.アドバイスする側の経験値







でも、もし、すべての生地や柄を知りつくしていたとしても、
その組み合わせは無限にあるわけですから
そのすべての組み合わせを経験することは不可能です。

だから、3.には「運」しかないように
思えます。




シャンデリアの向こうに和室。



和室の引き戸にこの大胆な黒ベースの花柄クロス。
なんて、ドラマチックな風景になったことでしょう。




Fさまのお気に入りのこのキッチンの収納。
大胆なこのクロスも大成功でしたね。
なかなか選びきれないのに、
よくご決断されたとおもいます。



最後にご一緒に選んだこのふすまのクロスは



モデルルームでちょっとだけ使ったものでしたし、
きっと素敵だろうと、ちょっと自信はありました。



Fさまの鋭敏な直観と高いセンス。そして「幸運」
家を建てることはとても大変な苦労を伴うでしょう。
だから完成の喜びはきっとそれを凌駕する
ほど素晴らしいものでしょうね。
ここから、どんなご家族の物語が生まれるのか
とてもとても楽しみです。

素敵なお家の完成、ほんとうにおめでとうございます。



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露店マイヤー・倶楽部」

2012年2月27日
 第14回 「
こうちゃんとルイの宝くじ談義」


「ねえ、宝くじ当たったらどうする?
家を建てる?別荘を買う?」

「どうするって、う~、どうしようか?





「 私のやってみたい事はね、当たったら、
みんなに『当たったよ~』って言いふらすこと。
どんな反応示すか知りたいな~」





「そんなことしたら、きっとすごいうわさになって
大変じゃないの?」

「少し分けてよ~って言われるから?
でもきっとそう言われるって事はそうなるべき運命の
お金ってことかな」

「そんなものだとみんな思っているんだと思うよ。
だって、それだって、宝くじを買ったひとたちから集めた
お金だからね」

「それをごく少ない人たちに集中して還元っしてるってことよね。
また還元させるために。つまり流通かな」





「結局、カエサルのものはカエサルへ返せってことよね。
だって買ったみんなでまた分けることになるんだから」



「実はここだけの話だけど、
ここ、通過の場所だけど、時々ダイニングになったり
リビングになったり、寝室になったりするでしょ。



何にでも変身する場所って、運気の流れいいらしいよ。
そこにいたらいい運気をたくさん吸って
いいことがあるんだって」
「人間も流通のいい人にいいことが集まるらしいから
場所もおなじかもね」




 「 誰も寄りつかない家にはやっぱりいい運気漂って
いないような気もするし」

「 だよね」



「 ここのエントランスのあたりうろうろしてたら、
宝くじが当たったよって言ってみたい。
そんな運気を感じるのよね、すごく」
「ほんとに当たればすごいよ」

とういうことで、まず私が宝くじ買ってみま~す。
結果はまたご報告いたします。
               木村里紗子


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露店マイヤー・倶楽部」

2012年2月20日
 第13回 「
露店マイヤー・倶楽部会議」

場所:マダム・ワトソオフィス




K:「今日はまたKがたくさん登場してませんか?」

好子:「でしょ。はなまる大サービスだから」





K:「好ちゃん、好きですよ。天然ぽくて」

好子:「私みたい。おっとりして見られるから」





K:「そうですか?僕みたいじゃないですか?人好きするし」

好子:「そうお?私みたいでしょ。やっぱり。騙されやすいし」



    

  好子:「みんな当てはまりそうだと思いますよ
      でも、モデルはなしです。実は。
      ストーリーも行き当たりばったりです」
  K:「でも、『好ちゃんの部屋、いいすっね~』
     K風に言ってみました」


    

  K:「うらやましいな~保留人生も一気に解決して。
    僕も入りたいです。露店マイヤー・倶楽部」
 好子:「私も。いっそ作ればいいですね」
   K:「ですね。発足しましょう」


    

     ということで、
    「マダム・ワトソン・露店マイヤー・倶楽部」
    発足会議でした。




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露店マイヤー・倶楽部」

2012年2月13日
 第12回 「保留人生
と熱中人生」


マダム・ワトソンスタッフの間で
一番よく使われる言葉で
これを言われると、
「は~、そうです」と素直にうなだれる言葉

それがこの「保留人生」

何にでも使います。ファイリングをそのままにして
いたり、仕事を受けてまだ手つかずになって
いるもの。ちょっとしたものにも
油断していると「保留人生」というステッカーが
張られますから、怖~い言葉です。





本日は、朝、撮影のため、fujimi様邸へ
スタッフ総出で行きました。

BonChic Vol.6に載せるための撮影です。

私たちでセッティングさせて頂いたお部屋でさらに
少しディスプレイをして雑誌用の撮影をします。





アイロン、粘着ローラー、はさみ、ガンテープその他を使って
いろいろ小細工?はしませんが、
fujimiさまといっしょにコマネズミみたいに
くるくる走りまわって
もっと美しく見えるように工夫を重ねました。

知らない人から見たら、何やっているの?と
思うようなことばかりです。

こんな時、とても幸せを感じます。
熱中人になっているみたいで。

「保留人生」より変人ぽく見えても、だんぜん、
「熱中人生」の方がいいと思いませんか?

写真とは不思議なものですね。
ほんとうに摩訶不思議な感じがします。



撮る人やそこにいる人たちの気分や
思いや、そして愛情、愛着みたいなものまで
写し取ってくれるのですら。




それに比べて、イラストは寂しいですね。
見え方は一通りです。
しかも手間をかけたからと言っていい絵になるわけでも
ありません。
それでも、そんなものなのだからこそ、
熱中人になれるのではないかなんて、思っています。



今日もディスプレとお客さまのお相手と
コラム書き、イラスト描きといろいろやりました。
でもfujimiさま、ほんとに楽しかったです。
日本一有名になったらしいfujimiさまのベッドルームの
写真もうまく撮れました。
BonChic Vol.6を
ぜひ、お楽しみになさってくださいますように。




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2012年2月6日

第11回 「最短距離」

もう、8年前ですが、
今はもう廃刊になってしまった「Seven Seas」セブンシーズ
という雑誌がありました。

ミラノにすごくハイセンスなホテルができたことを
その雑誌で知りました。
とても印象深く憶えています。





黒い四角い柱で囲まれた天蓋ベッドでした。
そこ白いベッドリネン。
額縁の付いた白いリラクシングピローと長方形のピローが4つ。
ああ、やっぱりと思ったのです。





私たちのショップではごく普通のことでも、
とても不思議なことに、
日本のホテルにはまだこんなベッドメイキングをしている
ホテルはありませんでした。





それにこの洗練されたセンスはと見れば、
ホテル名は、「ブルガリ・ホテル・ミラノ」
ファッションのデザイナーズホテルだからだと
わかりました。





(上の写真も下の写真群もはL’Hotel Sentimental
-マダム・ワトソンのオリジナルバッドリネンと
オリジナルのヘッドボード。
店内及び木村の自宅。
ちょっと紛らわしいですけれど)





インテリア業界のデザインとはとはちょっと違う、
なんとも癒しの琴線に触れるデザインセンス。





そして都会にできた、静寂なリゾート。
大富豪や喧騒から逃れたいジェットセッターたちの
癒しのリゾートを狙っているのだとわかりました。





イタリアだけでなく、ヨーロッパ中、世界中から
たくさんのホテルフリークが押し寄せていることでしょう。






しかしです。
最低560ユーロの部屋に3泊したとして
 当時のレートで宿泊費だけで30万円。
今は4泊できます。


  
税金、雑費もろもろで入れて40万。
エコ席でも最低往復10数万円。
合計50数万円。飲まず食わずでざっとこんな感じです。
ビジネスクラスなんて夢を見ようものなら、
100万は下りません。



それならと、思い切って
天蓋ベッドの写真をお付き合いのある設計士さんに
見せて図面を引いてもらい、お世話になっていた
家具工場に頼んで作りました。
約35万円+図面代でした。



雑誌BonChic vol.2に掲載され、その後、リサコラムの
俊春でもご紹介いたしましたおなじみの写真ですが、
この天蓋ベッドの製作秘話?はそんな
打算から生まれたものです。

まあ、一度きりのブルガリ・ホテル・ミラノ
50万円を使うなら
ほぼ一生使えるような天蓋ベッドを作ったほうが
私にとっては得策だと思った次第です。
私のブルガリ・ホテルはこうして8年前
完成したわけです。



雑誌の紹介によれば、
『都会のリゾート」というコンセプトでつくられた
この部屋で「きりりと冷えたスプマンテなど手にすれば
あたかも北イタリアの湖畔にある
静かなリゾートホテルに
いるかのような錯覚におそわれる」そうです。



簡単にミラノまで行けない人は自宅で真似すれば
最短距離で北イタリアの湖畔にある
静かなリゾートホテルを
味わえそうじゃありませんか?



これも自宅→リゾートホテル化への
最短距離ですね。





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2012年1月30日

第10回 

 「昨年最後の切り札」

まだ、1カ月前は、大晦日の前日でしたね。
いろんな目標を山と立てたのも、実行できずにおります。






S様からいただきました、クリスマスプレゼント
サンペのイラストのポストカード集です。

以来、箱から何度も出しては眺め、
そして、また
大事にしまっています。






今回で連載280週です。
あと20回で300回。約半年です。
最近「頑張って!」と全然言われなくなりました。

「頑張って」という言葉の使い方は難しいですよね。
震災後、きっと多くの方の共通の認識になっていると
思います。
受験生にも軽々しく、頑張ってとは言えないです。

帰る時もまだ、学習塾の窓から、熱い熱気が
漂ってきますし、家族の方の支えもきっときっと
大変な事だろうと思います。





息も絶え絶えな、マラソンランナーに「頑張って」と
応援するのもどうかと思いますし。

ツール・ドフランスの選手たちを見ていたら
とても、「頑張って」なんて言えない
命がけの過酷過ぎるレースですし。





怠け者に「頑張って」といっても
のれんに腕押し的なところもありますよね。

そもそも、誰に頑張ってといえばいいのかと
思っていたら、






きっとそれは自分に言えばいいのか!と
気づきました。
だから、とりあえず、
「いろいろ頑張って
自分!」と
S様、自分に言っております。





サンペのイラストを見ていたら、



コーヒーの宣伝みたいに
ほっとして、和んで見とれてしまいます。
頑張っていない凄い力を感じます。




頑張って書いているはずなのに、
頑張っていないかのようなすてきな魔力に癒され、
魅了され続けています。




こんな風に肩の力を抜いていろんな仕事を
軽々とこなせたら、鉄人でしょうね。
そうしたら、きっと軽々とした人には
見られないかもしれませんけれど。


今年『最初の切り札』の一つ。
『なぜか好かれる人の話し方
なぜか嫌われる人の話し方』




スタッフ間で衝撃が走った問題作!です。
これはこんなイントロから始まります。
「誰かと話していてカチンとくることがあります。すーっと
さびしさが広がることがあります。それらは、たいていは、
相手のほんのちょっとした「ひとこと」であったり、
口調であったりするものですから、とりあえずは、
なかったこと、気づかなかったことにして、
そのまま会話を続けます。
しかし、その場で感じた、ざらざらした感じ、ちくちくした
感じは、決して消えてなくなるわけではありません。
小さな仕返しの気持ちが、深く静かに潜行してゆくのを
感じます。
そして事実、あるときそれは、目にも明らかな
トラブルとして現れます。」
どうですか?ピンときませんか?
そして読み進めれば、ドキドキ、私どうかなと
不安になってきます。
「頑張って」も言ってはいけない言葉らしいです。

お人よしで好感のもてる
こうちゃんになりたい気持ちで書き進めています。
「こうちゃん、頑張らないで!」



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2012年1月23日

第9回 

 「一打逆転みたいなもの」


受験生なら狙いたいもの、

「一打逆転の合格通知」なんて。





すてきな親子の方のお宅にインテリアを替えに参りました。
お嬢さまのお部屋は、和室とフローリングの二間続きの
リビングにベジタブルカラーのグラデーションの
光が入るお部屋になりました。




色とは不思議な生き物だと思います。

組み合わせ方で意外な効果を見せてくれたり、






いい感じに和んだり。
住む人の優しさとか趣味とかを
うまく引き出してくれたりとか。


柄だって不思議なものです。





柄と柄を突き合わせると、
また面白い効果を生み出します。


同じ柄の壁紙とカーテンを合わせる方法は
くどいかもという予想をはるかに超えて、
いかがですか?





飛び出す絵本から飛び出して来た
みたいに、3次元の効果を感じられませんか?





やってみないとわわからないもの。



それはインテリアのコーディネートだとも
言えると思っています。

その前に絵に描いてみて、
「ああ、いい感じ、やってみたいな~」と
自分自身その中に
入ってしまいたくなるとき、
きっとそれは成功するのだと思います。




そんな風に感じたくて
私はいつも絵の中に人を描いてしまいます。




だから、
「コーディネート」という言葉を使うのもちょっと
固すぎてあまり好きではないです。
きっと「コーディネート」という言葉に
完成形という匂いがむんむんしているからだと
思います。




それは住む人の気配がそこあって初めて
完成するものだからだと勝手に思って
いるからです。

Mさま、大正ロマン的気分、出ましたでしょうか?
この部屋で読む芥川龍之介はまた粋な気分で
いいでしょうね。

試験問題と違って答えはないのが、
インテリアですものね。
だから、私は「コーディネートみたいなシーン」を
描いているつもりでいます。
「インテリアで一打逆転!」みたいなものは
それでも狙っているのですよ。

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2012年1月16日

第8回 
「夢一夜」

先日、ポストに届いた扇子は、なんと、寒中お見舞いでした。
郵便切手で届けられたその扇子を
開いたら、こんな昔の有名な歌詞を思い浮かべて
しまいました。
南こうせつさんの「夢一夜」、それはこんな歌でした。
歌詞は阿木燿子さんでしたね。
ぜひ、YouTubeで聞きながら読んで
くださいますように。



素肌に片袖通しただけで





色とりどりに脱ぎ散らかした





床に広がる絹の海





着てゆく服がまだ決まらない





いらだたしさにくちびるかんで
わたしほんのり涙ぐむ







あなたに逢う日のときめきは



あこがれよりも苦しみめいて



ああ、夢一夜 一夜限りに咲く花のよう
匂い立つ




郵便扇は無事に、
埼玉から福岡の郵便ポストまで
届きました。
T様、いつも変わらず匂い立つセンスの
すばらしさに感服しております。

パズルカードは
広重の「京都名所之内 祇園社雪中」です。
1年の初めの月はこんな雅な気分に魅かれます。




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2012年1月9日

第7回 
「古き永き友人で」

「1月は行く」という言葉をわざわざ出してくるまでもなく
2週間前はまだクリスマスだったなんて
ウソのようです。




クリスマスから元日までの途方もなく長かった1週間から
慌しく過ぎた7日までの1週間を今振り返っています。



まず元日の夜。
先週のコラムを、年末にどうしても書けなかったので
元日の夜にリサコラムとイラストを着なれない着物を着て
書くことになりました。
すでに朝から着ている着物と帯が苦しく
座った状態で前かがみになって描くイラストは
特に苦しく困難に感じました。
やはり着物を着てイラストは描きにくいものですね。
来年はやめておこうと決めました。



2日は恒例の森秀鳳氏の書き初めライブを
見に1時間抜けました。
2日、3日と
ご遠方からのお客さまにもたくさんお目にかかり、
たくさんお話をしてとても楽しい日々でした。



3日の夕方にご来店くださったお客さまはもうほんとに
長いお付き合いの看護師の方でした。
「明日からの仕事が始るのが辛いですね」と
言われ、「そんな事言っちゃいけないですけど」とも。
「でも、こんなすてきな環境で趣味と一緒になった仕事を
できるんだったら、明日からも辛くないでしょうけど」
とおっしゃいました。



ほんとにそうですね。

ラグジュアリーリゾートやラグジュアリーホテルの
従業員がゲストと同じ気分を味わって仕事を
しているわけではないことに気づく時、
それを維持することの大変さを知ることができます。
しかし、です。



私たちももちろん、「古い友人が来る」ことも
ありますし、大変なこともありますけれど、
もっとずっとずっと大変な現場で働いている人々のほうが
確実に多いはずで、
その現場で働く人たちから見たら、どんなにか楽で
楽しいことだろうと思われるはずです。
事実そうだと思いました。



そう思う時、自分たちの仕事に対する感謝の気持ちを
新たにします。

そして
頂く年賀状や実際にお話を伺っていると、
ご来店下さる方やお客さまにリサコラムの
サイレントリーダーが
こんなにもたくさんおいでだということに気づかされます。



リサコラムを始める前の自分とは
信じられないくらい、がまん強くなったように感じるのも
読んで下さる方がおいでだからだとつくづく感じます。

ほんとうにありがたいことです。



そしてせめてここに来られる方々や遠く離れて
簡単には来られない方々にも



癒される気分を味わって
もらえたらとてもうれしいことですし、
それは私たちの
大事な使命なんだなと改めて感じました。



「キレイ、キラキラ、さらさら、つるつる、
ふんわり、さっくり、ゆったり、のんびり、
m、m、m、いい香り.....
新しいマダム・ワトソンにあるものすべて」


もう何度か書いていますけれど、
これは私共のオリジナルの封筒にかかれている
文字です。
10年前に作ったコピーをずっと使っています。




「 ずっと変わらず、ここにいてください」といわれる時、
もう、みっともないから辞めてくれと言われない限り、



なんとかして、どうにかしてでも
80才になっても現役で仕事を続けられたらと
そして辛い現場で働いている方々の
古き永き友人でありたいなと
勝手に思っています。
実はその方法を実践しながら
ただ今研究中です。

今年も
ご愛読に心より感謝申し上げます。



          木村里紗子
 


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2012年1月2日
第6回 
「今日から新年」

恭賀新年

そして、今日から新年


その始まりの日にまたリサコラムを
UPできて大変うれしく思います。

2011年は辛い一年になりました。

色んな決まり事をつつがなく
同じようにできる事は奇跡に近いことを
昨年の3月11日から思い知らされました。

そして、1日へだっただけの今日2012年1月1日の夜
今日一日を振り返り、やっぱり昨年とも一昨年とも
そしてずっとずっと同じ事をやって来ていることに
安堵感と喜びさえ感じます。





1年のうちで一番くらいに大変な12月の暮れから
元日にかけての1週間はとてもとても長い1週間でした。

まだ先週のコラムから1週間しか経っていないのかと
思うとびっくりです。






本物の雪で作った氷ではありませんけれど
水道水の水と冷蔵庫でこんなにも
美しい光を幻想に変えてくれます。
キャンドル製造機をお送りくださった札幌市の

葉月さまほんとうにありがとうございます。
初めてお目にかかってから

もう、5年も経ちました。

でもずっと憶えていてくださって
ほんとにほんとにほんとにありがとうございます。


2012年はうるう年。
1日多いことを神様に感謝しながら、
24時間をどう使うか、ただ今思案しています。

お正月に仕事をするようになってから、
新年に対する気持ちは大きく
変わりました。



まず、集中して何かをやれる絶好の日々になった
ということです。
メーカーさんから電話が鳴らない日々は
どんなに安寧として心地よい事なのかと
わくわくしてくるのです。



そんな風に想像を巡らせていると
じっとはしていられない、新しい事をやらなくちゃと
この4、5日間に過剰な期待をしてしまいます。

コアのメンバーだけですが、
2012年のご挨拶をさせて頂きます。

ことしも私たちのことを時々
思い出していただけますように。
そして、良きことが雪崩のように起きますことを
心より祈ります。
ご愛読に心より感謝申し上げます。

p.s. 実はこの1枚の写真を撮るまで
1時間かかりました。 
かなり疲れ気味には、
見えませんように。



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2011年12月26日
第5回 

「それはクリスマスから」

それは寒い寒いクリスマスの朝でした。

あれから、数回お伺いしましたね。





そしていよいよ、イエローの魔法にかかった
リビングはここまで美しく進化してしまいました。




簡単な絵で恐縮ですけれど、イラストを描くたびに
「わ~すてき、~夢が広がるね~」とおっしゃって
いただく、キュートで優しいユキさま。
私は調子に乗ってしまっています。





淡いハニーレモンのクロスに合わせて
徐々にインテリアを膨らませて行って

1年後、リゾートホテルのリビングは完成しましたね。





「けんちゃん」と呼ばれる
大変物静かで、思慮深いダンナさまも
とてもインテリジェントで
そして意外にエレガント好き。
このデコレーションバランスも
けんちゃんさまのご希望ですから。

とても初々しいお似合いなカップルです。





ああ、このカサブランカはお引っ越し前から
ご愛用のものですね。

アイアンのシャンデリアと、とても美しいバランスを作りだして
ニースからモナコへ向かうエズ村のある
プチホテルそっくりではありませか?





憶えておいでですか?
ちょうど1年前のクリスマスの日でした。
2010年12月25日



外は雪がちらちらしていてとても寒い日でした。
でも床暖房でお部屋はほかほか。
大濠公園を見渡す絶景の場所から




新しい生活は始りましたね。



そして、ユキさまのおなかにいた赤ちゃんは
この気持ちいいお部屋から新しい人生の
スタートだなんて、ほんとうに素敵なことです




いつお伺いしても、ここはモデルルーム?と
思うくらい清潔な空気に満たされた
きれいなお部屋にはスタッフみんな感心しています。




さらにいつもとてもご丁寧なメールに細やかな気配り
心より感謝しております。
ひとつだけ気がかりなのは、
「娘には負けられないわ」と言われるユーモラスな
お母さまのことです。
ユキさまのお家にに負けず素敵なインテリア
なのですが、
これからきっと反撃に出られるのではと
私はちょっとだけ心配しています。




ここで2年目を迎えられる2012年。
素敵なことや、良きことが
雪崩のように起きますことを祈っております。




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2011年12月13日
第4回 
「三匹の星
とかおり姉さん」


今日はちょっと異色ですけれど、リサコラム読者さまの
かおりさまのお宅から頂きました愛犬3匹のお写真を
ご紹介いたします。



「僕ら三匹の星たちは、かおりお姉さんの相棒なんだ。

ちょと前だけど、『N氏の場合』なんていうヘンテコな
犬の物語にかおりお姉ははまっていたんだよ。

そんな時、僕ら三つ星を『王子三兄弟』とうるうるした目で
見てくれていたものだ。
でも、番組が終わると、けろっと忘れてしまって
もぅ、『王子三兄弟』なんて呼んでくれないんだよ。






それじゃあ、紹介するよ。
僕は長男の”アレックス”。
かおりお姉の夢に何度も出てきたそうでこの名前になったそうだ。
イケメンだと自分でもわかっているから、
カメラ目線も決まっているだろう?」





「そして、僕は、”ロータス”。
ロータスなんて、すてきな名前でしょ。
蓮華っていう泥にもまけず、血の汗流す強い花らしいよ。
いろんなアレルギーとか、身体的にもプロブレムあるけど
一所懸命に毎日楽しんでま~す。
散歩できないけど、あたし、知性派だから、
かおりお姉のお仕事のお手伝いだってすらすらできるのよ」





「最後にこの大きなうるうる瞳で見つめると
みんなうるうる顔になる”チョイス”ってい言います。
ペットショップでかおりお姉にチョイスされたんだ。
実は僕がチョイスしたんだけどね。

かおりお姉は、何かを諦めたようなそんな表情をしていると
解釈してくれているけど、実はそうすると人間たちは
うるうるになってくれると知っているからそうしているだけだって、
みんな知ってるかな?





メキシカンだから、 かおりお姉ににて
サムガリータなんだ。だから、冬はニガテーダ」



これからは、僕ら三匹の星のかおりお姉の
コメントだよ。(原文のまま)

リサコラムの「N氏の場合」大変楽しく
読みましたよん。(←ここだけちょっとアレンジ)


やはりワンコを家族にしておりますと、
ワンコのお話は思い入れが激しく(!)、

最終回の王子が日々弱っていくシーンに涙が
あふれ、N氏との再会でまたまた泣き、

赤鼻のトナカイでさえ、しっぽを巻いて逃げていく
ような(トナカイのしっぽは巻くのかどうか、
ナゾですが)

赤鼻のいちにちを過ごしました。

我が家の3ワンもこんな風に私たちのことを思ってくれているのかしら、などと思いながら
星飛雄馬の姉・明子姉さんのように、
ドアの陰からそっと我が家の3ワンを見てみたり、と。

……主人曰く。

「明子姉さんより、家政婦は見た!の市原悦子さんのほうに近いんじゃない?」

あー、なるほど。そうね、そうかも。
←かなり納得



「かおりさま、お写真付きの感想文いつもほんとうに
ありがとうございます。
三匹の星とおふたりでセッションを
なさっている毎日のようで、愛おしさいっぱいです。
そしていつもユニークで楽しすぎるコメント、
うれすぎです。心からの感謝でいっぱいです。
           木村リサコ」




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2011年12月12日
第3回
「ホテル・センチメンタル・Ai」






ようこそ、「ホテルセンチメンタル・Ai」へ。

私のホテル自慢をちょっとさせて頂いてもいいでしょうか?
私の数多いコレクションのなかでも
最近、Ai(アイ)の愛用のものです。
なんちゃって...





朝の光も昼間の光もブラインド越しに
私の愛用のベッドリネンたちをこのように美しく
照らし出しているでしょ。
メロンクリーム味のマカロンみたいに。

3泊ごとにベッドリネンを交換しております。





時々、猫のう~ちゃんがげろっとしますけれど
それもなんのその。

だって、十分に替えがありますから
ご安心ください。




これなんて、いかがでしょう?
ピロケースの波型トリムはわたしのお手製です。
イメージは
映画「マリー・アントワネット」の中に出てきた
マカロンタワー!
どうでしょう。
なかなかおいしそうな組み合わせだと
思いませんか?
まるでルービックキューブみたいに
どんな組み合わせをしても
ほうら、カラフルで可愛いでしょ。
私の愛情たっぷり入れておきましたから。
フリルアイロンもばっちりです。



アイロンをかけて、この通りメイキングすれば
あ~、どこへも行きたくないわ~
私のベッドルームは最高だと猫共々
自画自賛してしまうくらい気に入っています。
オットマンカバーはすべて私の手作りなのですよん。

Aiさま、いつも愛くるしいお写真をありがとうございます。
ライターさんなのに、私の下手な文章で
お写真をけがしていないでしょうか?
しかし、どのお写真からも
いとしい「ホテルセンチメンタル・A」iへの
Aiさまの愛をひしひしと感じます。
なんちゃって、じゃなく、ほんとに。
愛の力はやはりすごいです。
すばらしいです。いつも感動しております。

ありがとうございます。Aiさま。







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2011年12月5日
第2回
「サンタもスタンバイ」




いよいよ私の出番になりました。
私は”サンタクロース”です。





ご存知のように、
クリスマスは私の一番の晴れ舞台ではあるのです。
しかし、
実はクリスマス以外も活動しておるのです。





この季節になると
子供のころにサンタを信じていたころを
懐かしく思うものです。
ツリー、讃美歌、たくさんのイルミネーション、
デコレーションケーキに、待ちに待ったプレゼント交換。





今年ももうあとわずか。
皆さま、今年の初めに誓った夢は実現しましたかな?





夢といえば、私の夢は毎日をクリスマス気分で
過ごすことですな。サンタクロースですから
当然のことですけれど。

そうすれば、きっと私の事をみんな忘れずに
いてくれるでしょうから。





夢はいいですよ。
タダですから。持っていて損はないでしょう。



今年、サンタクロースになるお母さん、お父さん、
ぜひ、暖炉の前で子供と夢の話を
してくださいますように。



なに?暖炉がない?ということは煙突もない。
そうですか。でもご安心くだされ。
今はハイテクで暖炉のないところでも
ネットという手段でメッセージを届けることが
このように出来るようになりましたから
別に暖炉などなくてもいいのです。



まだ、こんな格好ですが、
いざとなれば、あっという間に着替えを済ませて
サンタクロースに変身するのです。
ほら、赤い帽子に赤い服を着て
ピザを届けにくるでしょう。
あれが私ですよ。



夢を届ける人も語る人もみなサンタクロースなんです。
そんな人にあったら、その人のクローゼットには
赤い服に赤い帽子が入っているはずですよ。
いつかそっと覗いてみてくださいな。



それでは今年も素敵な言葉をたくさん振りまいて
素敵な一年の締めくくりと未来のために
いよいよ
スタンバイするといたしましょう。









赤いキャンドルホルダーツリー ¥3,150
ツリー柄のテーブルクロス(フラットカーテンにも利用できますね) 
150X200cm ¥8,400
150X240cm ¥10,500完売
150X300cm ¥12,600 
完売

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2011年11月28日
第1回
「文ちゃんへ」

「文ちゃん、お元気ですか?
2、3日寒さが続いただけで、私はもう凍えるような
気分でおります。
文ちゃんの近くはきっともっと寒いことだと思っています。








以前、福井の東尋坊という温泉に行った方の
お話を伺ったことがあります。私は見たこともない
日本海の荒波を想像しながら温泉に入ったらどんなにか
感動するだろうとおもいながら
福井市の文ちゃんから送られてきた
この写真を見ています。








文ちゃんに初めて会ったのは夏の暑い盛りでした。
ダークスーツにとても上等なバッグは
文ちゃんの凛とした姿にぴったり合っていました。








お話をいろいろしながら、文ちゃんと私は
とても似た趣味を持っていることがわかりました。

だって同じカーテン生地を選んでくださったからです。







満月の
夜、ブラインド越しに見る月は、
このドレスの裾のようなレースで
さらに妖艶な薄黄色い光に変わるんですよね。

秋の夜長のこんなミステリアスな気分を
一緒に味わって下さる方を見つけたようで
今、とてもうれしいです。


















きっとだれも、築30数年の純和室だったなんて
思いもよらないことでしょう。



土壁も綺麗にカーテンの下になっていますし、
床の間だって、あれっ?どこに隠れているの?って
感じですから。




文ちゃんはこんなに素敵になったベッドルームで
実は眠れない夜を過ごしておられるとか。
素敵過ぎて、眠るのがもったいないのですよね。
なんて、贅沢な、でも、私もその気持ち
よくわかるのです。




今晩も、文ちゃんと同じレースのカーテンの下で
わくわく眠れない夜をこうして過ごしています。

それと実はたくさんの部下を持つとても偉い方なのに、
『文ちゃん』なんてごめんなさい。
今日だけは特別にこの呼び方を
お許しくださいますように。
芥川龍之介の奥さんになった文ちゃんに

宛てた手紙をちょっと真似してみたかったのです。
では、素敵なリゾートのお部屋で素敵な夢を。
おやすみなさい。
                  木村里紗子」












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