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リサコラム



令和6年 2024年4月1日~30日


私自身の好きなもの、こと、ほんを

日々、つれづれに語りたいと思います。


木村リサコ


写真、文章の無断転用はご遠慮くださいますように

お願い申し上げます。

下のロゴからウェブショップに飛びます。

「もの、こと、ほん」からこのページで

紹介したアイテムをご覧いただけます。





「リラコラム」


ご愛読ありがとうございます。

4月から毎週火曜日更新に変更いたします。


2024年 4月30日号

木村リサコのイラストストーリーです。


『Audrey』 第3回 913号










5月の定休日


通常通り:毎週水曜 最終週の火、水

5月1日(水)8(水)15(水)22(水)

28(火)29(水)


OPEN:10:30~19:30


phone 092-542-0788






『ラ・フランス日記』4月28日号更新しています。


2024年5月号へ

No.2909
2024年4月29日(月)


No.2910
2024年4月30日(火)
No.2911
2024年5月1日(水)


こと

「ミモザ色の

季節」




こと

「星の王子さまと

バラ」


こと

「ひとり旅を

するなら」




No.2905
2024年4月25日(木)


No.2906
2024年4月26日(金)

No.2907
2024年4月27日(土)

No.2908
2024年4月28日(日)



もの

「衣類の

冬じまい

メンテナンス」


こと

「バラが咲いた」
こと

「母の日に

枕を贈る」
こと

「92歳の

定位置」


No.2901
2024年4月21日(日)

No.2902
2024年4月22日(月)
No.2903
2024年4月23日(火)
No.2904
2024年4月24日(水)


ほん

「超ミニマル主義」




こと

「ブーケか、

一輪か」


こと

「贈る」

こと

「パジャマを

たたむ」


No.2897
2024年4月17日(水)

No.2898
2024年4月18日(木)
No.2899
2024年4月19日(金)
No.2900
2024年4月20日(土)


こと

「みどりで眠る」



こと

「母も

オードリーに

憧れた」


こと

「私の特等席」


こと

「ペンキ塗り」




No.2893
2024年4月13日(土)

No.2894
2024年4月14日(日)
No.2895
2024年4月15日(月)
No.2896
2024年4月16日(火)


こと

「新しい下着を

自分の

誕生日から」


こと

「新しい習慣」

こと

「新しい読書

習慣」


こと

「100歳の

マダム・ミニー」


No.2889
2024年4月9日(火)

No.2890
2024年4月10日(水)
No.2891
2024年4月11日(木)
No.2892
2024年4月12日(金)


こと

「眠れ、眠れ

ピローと共に」



こと

「ライラック、

ラベンダー、

パープル」


こと

「英仏で

近衛兵の交換

イベント」

こと

「10年日記」


No.2885
2024年4月5日(金)

No.2886
2024年4月6日(土)
No.2887
2024年4月7日(日)
No.2888
2024年4月8日(月)


こと

「パーフェクト

デイズ

part.1

平山さんの部屋」


こと

「パーフェクト

デイズ

part.2

平山さんのほん」
こと

「黒ベスト

Gillet Noirの季節」
こと

「100歳に

なったわたしへ」


No.2881
2024年4月1日(月)

No.2882
2024年4月2日(火)
No.2883
2024年4月3日(水)
No.2884
2024年4月4日(木)


こと

「インテリアとは

何か?」


こと

「パリジェンヌの

お手洗いにしよう」
こと

「雨も楽しむ

花のこころ」
こと

「赤い絨毯を

踏んできました」




リサコラム「もの、こと、ほん」バックナンバー集


2024年3月No.2850~No.2880

3月




2023年11月No.2730~2024年2月No.2849

 11月
       12月        2024年1月      2月

   



2023年7月No.2408~10月No.2729

7月          8月        9月       10月


   



2023年3月No.2486~5月No.2607

3月          4月         5月         6月


    


2022年11月No.2369~2023年2月No.2485

11月        12月         1月         2月

   


2022年7月No.2259~10月No.2368

7月        8月          9月        10月


    



2022年3月No.2037~6月No.2258

3月          4月         5月       6月


   


2021年11月No.2018~2022年2月No.2136

11月       12月         1月        2月

   


2021年7月No.1895~10月No.2017

 7月         8月        9月          10月


   


2021年3月No.1775~2021年6月No.1894

3月          4月        5月        6月

    


2020年11月No.1655~2021年No.1774

11月        12月        1月         2月



    


2020年7月No.1531~10月No.1654

7月          8月          9月       10月

      


2020年3月No.1409~2020年6月No.1530

3月        4月           5月           6月

  


2019年11月No.1337~2020年2月No.1408

11月        12月        1月          2月


    


2018年7月No.1214~2019年10月No.1336

7月           8月          9月         10月


      


2018年3月No.1092~2018年6月No.1213

 3月         4月         5月          6月

      
                                                                                         


2018年11月No.972~2019年2月No.1091

11月       12月     2019年 1月       2月


    


2018年7月No.849~2018年10月No.971

7月         8月         9月        10月


      


2018年3月No.727~2018年6月No.848

    3月        4月        5月          6月


  


2017年11月No.667~2018年2月 No.726

2月       2018年 1月  2017年 12月      11月


 


2017年10月 No.606~2017年7月 No.485

    


2017年6月~2017年3月 No.484~363  

   


2017年2月~2016年11月 No.362~244


   


2016年10月~2016年7月 No.243~123

    


2016年6月~2016年3月 NO.122~001

    




No.2910

2024年4月30日(火)

こと

「星の王子さまとバラ」



先日、4月26日号の「ものことほん」に

私のバルコニーガーデンのアンジェラという

つるバラが咲いたことと、それによる自分のうれしさと

それを語られる人との温度差のことを

書きましたら、そのことで

「星の王子さまの言葉を思い出した」と

N様よりメッセージを頂きました。







王子さまが大事に大事に育てているバラの話しの

挿絵にかかれている

「肝心なものは目では見えない、心でしか見えない」

という一文のことです。







そして、今朝、雨に濡れながらバラの別の品種の

ピエール・ド・ロンサールがひとつ咲いていました。

これも1年目は咲いたものを買ってきて置いただけで

続く2年間は咲かなかったバラのたった1輪の花です。

雨に濡れてはかわいそうな気がして、

他の花はさておき、

屋根もあり、アコーディオンカーテンもある

雨に塗れない場所に移動しました。

そして、咲いてくれなかった2年間を思いました。







去年も咲かなかったから、もう枯れるつもりかな?

と勝手に見切ってバラの世話をおろそかにしたせいだと

わかりました。

実は、バラは環境になれようとしていたのかも、

次に咲くための準備をしていたのかもしれません。

しかし、それを見通せず、私が

肥料も消毒もそこそこにしていたからでしょう。、





それはそのまま人間関係に当てはめると

言葉の端々に捕らわれて、あの人は思いやりが足りないとか、

嫌な人だとか誰かのことを断罪していないか?と

いうことです。

その人は人知れず、悩み苦しんでいるのかも知れない、

病気や不幸に見舞われているのかもしれないと

考える必要があるということです。


心で見られる余裕を持つために

日常生活から見直すべきだと思いました。


心の目で見ることを思い出させてくれたの星の王子、

そして、N様、ほんとうにありがとうございます。






4月2日投稿しています。

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4月29日投稿しています。

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No.2909

2024年4月29日(月・祝)

こと

「ミモザ色の季節」



今朝は大雨。

窓から外を見ながらコーヒーを飲んでいたら

大雨の中、カラスとハトが追いかけっこをしていて

見ていてひやひやしました。







暖房から冷房に切り替わり、

ミモザの季節もいつの間にか終わり、

パンジー&ヴィオラの季節も

バラが咲き始めると終わりに向かいます。




愛用のほうき&ちりとり 4,400yen



ガーデニングをやっているためか、

春になると、緑、黄色にどうしても目が行ってしまいます。

それは風流を解するようになったのかな?と

思っていますが、

井上陽水さんが、花鳥風月を言い始めると

年をとった証拠だと言われていたことがありました。

確かにそれも一理ありです。







季節感がだんだんと薄れる日本ですが、

それでも、せっかくの季節の色をそれぞれに

できる限り、取り入れようと思っています。

それだけで幸せな気分になれますから。







しかし、春から初夏の色、

シャルトリューズ・レモンのベッドリネンも

在庫限りになり、ちょっと寂しいです。







シャルトリューズ・レモンには

ミモザ色の部屋着が似合うから

一緒に買っておこうかなと今、迷い中です。



*ミモザ色パット付きノースリーブロングワンピース

11,000→
9,900yen

(パジャマタイプもございます)

ダブルガーゼ綿100%

*襟元フリル付きローブ

ダブルガーゼ綿100%

14,850→
13,365yen





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No.2908

2024年4月28日(日)

こと

「92歳の定位置」



365日ー(大晦日+元日)=363日

番台ならぬ、会社の事務所の定位置に出勤なさるという

お母様はなんと92歳。

「行っても何もしないんだけどね、

少々の熱があろうが、具合が悪かろうが…

戦争をくぐり抜けて来た人は根性あるよ」







それだけで驚いていたら、

「今朝は衣替えを一所懸命していたしね」

とのこと。

ご自分のことがほぼ、何でもおできになるそうです。

90代でまだまだ現役でお仕事をなさって

おいでの方は他にも知っていますが、

少々の熱があろうが、具合が悪かろうが、

363日定位置にいるという精神力はものすごいですね。

きっともう、怖いものなしでしょう。

見習いたいです。






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No.2907

2024年4月27日(土)

こと

「母の日に枕を贈る」



今年の母の日は5月12日(日)です。

お母さんとして母の日を楽しみに

なさっている方は多いと思います。

しかし、娘の方からしたら、何を上げたらいいのかな?と

結構難しいものです。

特に、義理のお母様へは。







入院の経験のある方は特に、

また入院する可能性もあるから

パジャマや部屋着が欲しいかな~という方は多く、

そして、贈られる方の大半もパジャマか部屋着です。

その次に、

意外に寝具という方もいらっしゃいます。

中でも手頃な枕が多いです。

新しい枕はうれしいものです。







さらに、フリルのピロケースなんかをつけて

あげたら、お母さんの喜ぶ顔が浮かぶようです。







最近の傾向のひとつは

母の日は母へだけではなくなったことです。

お世話になっている先輩、友人に日頃の感謝の気持ちを

表すのにも最適な日になっています。

なので、母の日ジャストでなくてもいいようです。







5月は女のひとに感謝の気持ちを表すと考えていいと思います。

「お母さま、お姉さま、先輩、ありがとうございます」の

一言を添えて。


ご希望でしたら私のこのイラストのカードを、

お付けいたします。(無料)








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No.2906

2024年4月26日(金)

こと

「バラが咲いた」



自分と他人のうれしさの温度差が大きいものの最たるものが、

子供や孫、ペットのかわいい写真やビデオでは

ないかと思います。

かわいいという感情は共有できてもその大きさには大きな開きが

あるはずです。


その次に自分の部屋、庭の花などがあげられるのでは

ないかと思います。

私などはインスタグラム、ものことほんなどで

毎日のように、自分の部屋どころか、

クローゼットの中まで見せて、

「そんなの興味ないよ~」という方には迷惑メール以外の

なにものでもないだろうと思っています。

そして今日の迷惑メールの画像が下です。

拙いガーデンバルコニーのアンジェラというつるバラが

2年越しに咲いたのです。












「バラが咲いた、バラが咲いた、真っ赤なバラが~♪

さ~びしかった私の庭にバラが咲いた♪」






みんなのうたのような歌を歌いながら

今朝は「ポートレート」で写真を撮りました。

バラが咲く喜びはひとしお。

そして、完全なる自己満足。人さまにはまさに迷惑メール。

でも、どうしてもこの喜びを誰かに言いたくなる、

まさに、バラの花は子供や孫とおなじです。

失礼いたしました。






4月2日投稿しています。

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No.2905

2024年4月25日(木)

こと

「衣類の冬じまいメンテナンス」



ここ2日間、

やっと晴れが続きましたが、

4月は雨続きで部屋干しの洗濯物も半乾きで

困りますね。

そろそろ

7,8枚ある大好きなイタリア製のウールのセーターの

冬じまいしようかな

と思っていたそんな折り、

デリケートな衣類用の洗剤、「ユーカランで手洗いしたら、

真っ白、ふんわりになってとってもよかった」と

ご感想を頂きました。

そうなのです。

冬じまいのウールやデリケートな衣類の洗剤は

ユーカランがぴったりなのです。







ユーカランは、カナダ生まれで、

植物由来の原料であることが市販の合成洗剤と異なるところです。

ユーカランという名前の由来でもある、

ラノリンという成分が入っているのが特長です。

ラノリンは羊毛に含まれる脂質成分を生成したもので、

洗う度に失われる脂質成分をおぎないながら洗濯できるという

最大の特長があります。


そのため、仕上がりのふんわり感が違います。

さらにすすぎも1回で済み

4Lのぬるま湯にティースプーン1杯という少ない分量で

きれいに洗える、エコな洗剤です。

洗い上がりはほのかな天然のエッセンシャルオイルの香り

癒されます。






手洗いで大事なセーターをきちんと冬じまいする行為が

なんだか、

フランスのステキなマダムになった気分で(勝手ですが)

自己満足に浸れます。

もちろん、来年もきれいな状態で大好きなセーターを

着るためにも。

スプリングセールで5月末までは

10%OFFです。






4月2日投稿しています。

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4月25日投稿しています。

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No.2904

2024年4月24日(水)

こと

「パジャマをたたむ」



そろそろ、衣替えの季節になりました。

アメリカでは、衣替えという習慣はないと聞きましたが

それはハンガーにかけて収納できるスペースが

たくさんあるからだろうと思います。うらやましい限りです。


そして

イタリア人はあらゆるものにアイロンをかけるそうです。

下着まで!ということは、

パジャマにももちろん、アイロンをかけるのだと思います。


日本では、

昔からたんすの引き出しにたたんでしまうのが

収納方法だったためか、現代でも建売住宅やマンションでは

収納スペースが少ないなどの悩みを抱えている方が

多いと思います。







アイロンをかけたパジャマは畳むより、

ハンガーにかけたほうがしわをつけずに収納できますが、

ハンガーにかけて収納するスペースがないなど、

たたんで収納する場合は、

買った時の大きさに畳むのがいいと思います。

だいたいは、B4かA4サイズです。


パジャマを上手に畳むには、ズボンを台紙と見立てます。

ズボンをB4かA4サイズの長方形にきちんと畳めば、

それを包むように上着をたたみ込めばきれいにたためます。

その際、台紙になるズボンは、上着の襟の一番上のラインまで

くるようにすると、襟が曲がらずにきれいにたためます。

さらに小さくたたまないと入らない場合は

タテ二つに細長く折り、さらに二つに折れば、

かなりコンパクトになります。

詳しくはショップでも実践でお見せいたしますので

お気軽にお尋ねくださいませ!






4月2日投稿しています。

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4月24日投稿しています。

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No.2903

2024年4月23日(火)

こと

「贈る」



先日、ショップで、

「袋にそのまま入れていいから」と

キャンドルのセット3個を3人の女性の方へ贈り物になさった方が

いらっしゃいました。

ダンディな雰囲気の男性のお客様でした。

毎月、お誕生日の従業員の方に渡されているようですが、

キャンドルというのがとてもおしゃれだと思いました。


そして、女性の感覚だと

包装&リボンが礼儀だと思うものですが、

包装紙で包むこともしなくていいという

そっけなさが返って贈り慣れした感じがしました。







それで思い出したのは、

武田鉄矢(海援隊)の『贈る言葉』という歌の歌詞です。


♪飾りも付けずに 贈る言葉♪

このさびの部分が、なんともぐっとくる歌です。

飾りを付ければ、より心がこもった感じがするのか、

あるいは素のままがいいのかは

意見が分かれるところだろうと思いますが、

飾りのない贈りものには、そのもので勝負という

引き算の美学を足すことができると思います。

男性が女性に贈る場合にはより有効な手段だと思います。






4月2日投稿しています。

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No.2902

2024年4月22日(月)

ほん

「ブーケか、一輪か」



オリンピックも近づいてきました。

まだ出場が決まっていない選手も、

決まった選手も、どきどきの日々だと思いますが、

表台に登る選手に渡される花はどんなものなのか

今、とても気になっています。







最近のオリンピック、パラリンピックでは

小ぶりなブーケのようなものが

多いように感じます。

しかし、今回は花の都、パリです。

当然、予想もしないようなセンスを見せつけるはずです。

私の勝手な予想ではブーケではない気がします。

もしかしたら、シングルローズかな~







プロポーズをイメージするロマンチックな感じも受けるから

愛の街、パリにもふさわしいかも…







いずれにしても

花をもらうのはほんとうにうれしいものです。

毎日、眺めるだけで、毎日が誕生日みたいに

ハッピーな気分になります。





4月2日投稿しています。

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No.2901

2024年4月21日(日)

ほん

「超ミニマル主義」



『超ミニマル主義』、『超ミニマルライフ』という2冊を

書店で見つけてまとめて買ったのは2月の末だったと思います。

その時、これは面白い、もしかしたら、

究極のライフスタイルではないかと思い読み始めました。


著者の四角大輔氏はニュージーランド在住の作家ですが、

元は音楽プロデューサーで超多忙な成功者ビジネスマンで

いらっしゃった方です。

過労死直前のようなストレスフルな生活を送られた後、

全ての重荷を脱ぎ捨てるように、ニュージーランドへ単身移住され

リモートワークをしながらビーガン(究極のベジタリアン)生活を

送られているようです。

私なら、移住先はパリに遠くないフランスの田舎がいいけれど、

私にとっても理想のライフスタイルに思え、

うらやましいな~いいな~と思いながら読み進めていたのです。







しかし、

4月5日、6日号で書きました

映画『パーフェクトデイズ』を見てから

私の考えは変化し始めました。


四角氏のデジタルを駆使しながらの作家活動、

それを大自然の中、自給自足の生活の中で送るという、

実にかっこよく、すばらしい生き方は賞賛に値すると思います。

しかし、

そのミニマル主義、ミニマルライフスタイルは

戒律のような細かく厳しい規則に裏打ちされてこそ、

実現できるもので、みんなが到達できるわけではありません。

まだ、通読したわけでもないのですが

この超ミニマル主義が、実は重たいライフスタイルではないかと

感じ始めました。


『パーフェクトデイズ』は映画であり、現実にそんな人物が

いるかどうかはわかりませんが、

都会の真ん中で、誰にも感謝されることなく、

公衆トイレの清掃夫というエッセンシャルワーカーを続けながら、

デジタルに染まらない最低限の生活は、

精神的に自由で、自身も幸せに溢れてました。

リモートではできない、かっこよくない、

みんなが嫌がるような仕事を喜んで続け、清貧な日々に

喜びを見出す主人公の人生に輝くような尊い光を感じました。


このほんの著者と私の共通点は

同じ大学の同じ学部卒、ベジタリアンであることだけでした。

シンプルな生活の仕方には共通点はあると思いますが、

やはり、目指す方向は少し違うような気がしています。






4月2日投稿しています。

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4月21日投稿しています。

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No.2900

2024年4月20日(土)

こと

「ペンキ塗り」



実は私はブリコラージュ、

いろんな工作、DIY好きです。

そのひとつ、ペンキ塗りは大好きなことです。

ずっとペンキで補修したかった場所がショップの中に

色々あって、昨日、思い切って

お昼休みにペンキ塗りをやりました。






ペンキ塗りにはペンキと刷毛の他に

ビニールの専用エプロン、手袋も必要です。

ペンキが衣類についたらとれませんから。


しかし道具が揃ってもすぐには塗れません。

まずは、

塗る場所の汚れなどがあれば、きれいに拭き取ります。

次に塗ってはいけない接近した場所には

養生をしなくてはなりません。

養生用のシートや紙や新聞紙、メンディングテープで

まずは、下準備をします。






今回は看板の枠と、ドア枠などを白ペンキで

補修しました。

久しぶりに最もおしゃれではない恰好で

顔出し、失礼いたします。

(メイクしていないので拡大はご遠慮くださいませ)

やる気満々でいざ塗り始めたら、

あっという間にペイントは完了。

もっとやりたいけれど、

塗り始めたらどこまでも塗りたくなりますから、

30分で終わりました。

ペンキ塗りは下準備が6割。後始末3割。

何事もそうですね。

楽しかったです。





4月2日投稿しています。

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4月20日投稿しています。

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No.2899

2024年4月19日(金)

こと

「私の特等席」



ホテルは窓から見える景色によって

お部屋の値段が変ります。

海側かビル側か、

スカイツリーが見えるか見えないか、

もちろん、スポーツ観戦や、コンサートなどでは、

席によってまたお値段が大きく違います。

見える風景もお金なのですね。







今の私の特等席はこちらです。

休日用のベッドルームの窓際の席です。

すばらしい庭が見えるわけでもありません。

単なるバルコニーの鉢植えを眺めるだけのバルコニーガーデン

ですが、

朝起きて、夜、帰って、真っ先に見に行く場所です。

もっとバルコニーの花を眺めながら、

優雅にティタイムを楽しみたいな~と思いますが

枯れた花を摘んだり、水をあげたり、

バルコニーの床をゴシゴシ掃除したりと、

メンテナンスをしている時間がほとんど。

それでも、朝の30分、

夜はキャンドルの灯りで1時間、この自分の特等席に座れると

思えばこそ、

手間のかかるメンテナンスを続けていられるのだと思います。





4月2日投稿しています。

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4月19日投稿しています。

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No.2898

2024年4月18日(木)

こと

「母もオードリーに憧れた」



オードリーと言えば、ヘップバーンと自然と続く、

永遠のミューズです。

オードリーが生まれたのは1929年5月4日

今、もしも生きていたらもうすぐ、95歳。

亡くなったのは、1993年1月、スイスの自宅で

まだ若い63歳。







初のオードリー主役映画、『ローマの休日』は1953年(24歳)

『麗しのサブリナ』1954年。

そして、ミュージカル『パリの恋人』1956年

『ティファニーで朝食を』1961年

こんなに古い映画で、しかも、亡くなって31年も経つのに、

未だに老若男女、多くの人が知る女優は

きっと、後にも先にもいないのではないかと思います。







そんな憧れを抱いてスクリーンを見つめていたのは

オードリーとリアルな時代を生きた私たちの母親、

そして祖母の世代でしょう。


実は、今週から始まったリサコラムの新シリーズのタイトルは

そのまま、すばり、『Audrey』です。

第1回はティファニー宝石店の前で

コーヒーとドーナツを食べる

『ティファニーで朝食を』のシーンが出てきますが、

窓辺に座って、ギターを奏でながら

『ムーンリバー』を歌うシーンも有名です。

4月17日の私のインスタグラムのリール動画では

そのムーンリバーをカバーした方の歌声を

使わせていただきました。





シャーリングワンピース11,000→
9,900(~4・30)

綿99% ポリウレタン1%


そんなことを考えていたら、

ショップにあるMoonTanというブランドの

部屋着を着たモデルさんの写真がオードリーに似ている

雰囲気で、さらに『ムーンリバー』を鼻歌で歌っているように

思えて真似して描いてみました。


よろしければ、リサコラム、インスタグラムも

ご覧いただければうれしいです。

母の日は、オードリーが着たらきっと似合うだろう

部屋着をあげたいと思います。






4月2日投稿しています。

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4月18日投稿しています。

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No.2897

2024年4月17日(水)

こと

「みどりで眠る」



3月の長雨から一気に暖かくなって

桜と同時につつじも咲く季節。

冬から一気に初夏になったような日もあれば、

寒の戻りもあったり、

体調も崩しやすい春4月ですね。







掃除、洗濯、育児、介護と忙しい方は

眠る間もないくらいの忙しい方もおいででしょう。

私は、住、食、衣の順番で考えていますが、

毎日を過ごす中で思うことは

掃除なくして人生なし。

いい眠りなくして、人生なし。

と言うことです。







どんなに忙しくても、

いえ、忙しいからこそ、清潔な部屋で

清潔なベッドリネンでぐっすり眠ることを

優先一番にしたいと思っています。

そうでないと、

他の人の面倒もみられないし、

私の場合は、お客様に寄り添って考えることも

できないと思うのです。

疲れていると感じるなら、

緑をたくさん見て、緑色のベッドリネンで

ぐっすり、十分に眠ることをおすすめします。

「モネの庭」はそんな疲れた心と体を癒すために

作り出した色です。






4月2日投稿しています。

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4月16日投稿しています。

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No.2896

2024年4月16日(火)

こと

「100歳のマダム・ミニー」



昨日、フランスのインスタグラムで

面白い動画を見ました。

数十人の老若男女が道路に集まって

ハッピー・バースデーの

フランス語バージョンを歌っているのです。







見上げると、窓から半身を出した女性がいました。

「ああ、この方の誕生日のお祝いに

駆けつけたのだな」とわかりました。

しかし、普通の誕生日ではありません。







なんと、現役の声楽の先生の100歳のお誕生日なのです。

100歳で歌を教えられるというのは

ほんとにすばらしいことです。

まさに、100歳を迎えたディスニーのミッキー、ミニーと

同じ年齢です。







子供の頃から

ミッキー、ミニーに、101匹ワンちゃんに、

不思議な国のアリスにも親しんで来られたのではないかと

思いました。








そんなに息の長いキャラクターは他にあるでしょうか?

ショップにもマリー・クワントとコラボした

ミッキーのハンカチやポーチがありました。

さらに、100周年記念の壁紙やカーテン生地も。







今の子供たちも100年前の子供たちも

かわいいと思うものには言葉にできない普遍の形や色

動き、イメージなどがあるのだと思います。

現役マダム、そしてミッキー、ミニー

100歳のお誕生日、おめでとうございます。


マダム・ワトソンには今年、ディズニーの小部屋が

登場する予定です。

壁紙、カーテン、自宅のどこかに使いたいとずっと考えています。





4月2日投稿しています。

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4月16日投稿しています。

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No.2895

2024年4月15日(月)

こと

「新しい読書習慣」



先週、自分の誕生日にゆりを2本買ってきました。

1週間が経ちましたが、日々、23㎝ほどもある大輪の花が開き、

清浄な香りを放っています。

そのゆりの香りで眠り、目覚めるだけで

とても幸せな気持ちになれます。

香りを嗅ぎつつ、朝、目が覚めたら、

まずはちょっと難しいほんを開いてぱらっと

読むことにしました。







そしてまた、出勤するまでの家事の間の休憩に

10分、15分とわけて、合計で約30分の

読書タイムをもうけることにしました。

朝はやることがたくさんありますので、

まとめて30分の読書時間を無理に作るより

楽に読書ができることもわかりました。

いい季節になって来ましたので、お天気がよければ、

バルコニーガーデンに敷物を敷いて







出勤前に軽い読み物を読む、

そんな集中しない読書スタイルですが、

その短い時間のためか、かえって、内容が印象に残ります。







そして、最近の読書のお伴はティライトキャンドルを

キャンドルでできたキャンドルホルダーで灯すものです。

インテリアにもなり、便利でとても気に入っています。


(このキャンドルはウェブショップでも販売しています。)







ずっと、

ほんを読む時間がないと嘆いていましたが、

花やキャンドルのいい香りを嗅ぎながら、

いつでもどこでも、ちょこっと

読書タイムは自分へのご褒美、癒し時間、そして新しい

読書習慣になっています。






4月2日投稿しています。

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4月15日投稿しています。

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No.2894

2024年4月14日(日)

こと

「新しい習慣」



新しい睡眠習慣を取得中です。

私の仕事は猛烈に忙しい時と、わりにゆっくりしている時があり、

帰宅時間はまちまち。

深夜になることも多く、生活時間が定まらないことが

悩みでした。

夜中に帰ると、それから入浴、家事、食事で

眠るのが明け方になることもあります。

人工知能研究家で『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』等の本で

知られる黒川伊保子さんのラジオ番組を聞いていたら、







黒川さんは2回眠るやり方を長くされてきたそうで、

学生時代、9時過ぎに寝て、夜中に一回目を覚まして

それから、3時くらいまで勉強した経験から

子育て中、夜中に起きて授乳するという

短時間睡眠の方法にあったそうなのです。


そう言えば、お客様の中には、黒川さんのように

お子さんと9時に寝て、一度起きて仕事をして

また眠るのだという方がいらっしゃいました。







眠くなったら即寝て、また起きて、

仕事をして、もう一度眠る、これもひとつのいい睡眠の

方法ではないかと思うのです。

まとめて7時間、8時間眠れなくてもいい

睡眠を楽しみながら、疲れを取り、

2度寝でも、ベッドからさっと飛び起きられて

元気に活動できれば、それで いいのかもしれません。

睡眠を楽しめたら、毎日がさらに楽しくなるはずです。







さらに、もうひとつの取得中の習慣はインスタグラムを

日記代わりに毎日投稿することです。

習慣化するには66日かかるそうですから

約2カ月とちょっと。

習慣化するかどうかは、私次第です!






4月2日投稿しています。

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4月14日投稿しています。

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No.2893

2024年4月13日(土)

もの

「新しい下着を自分の誕生日から」


お祝い事のたびにお酒が飲めるという歌が

ありましたが、

元旦、年の初め、新学期、年度末など

1年の内に何度か、お祝い事や改まる日があります。

でも、 私はズバリ、自分の誕生日が最も

改まる日ではないかなと、最近感じるようになりました。

何か新しいことを始める最高のチャンスだと思います。







そのために、

まずは簡単なところから「下着を全て新しくする」

はどうでしょうか?

誕生日の前から、洗濯せず、使っては処分を続けていけば

誕生日後には全部新しくなっているはずです。

ポイントは洗濯しないことだと思います。

洗濯したら捨てにくくなります。


身につける新しいものには新品エネルギーがありますので、

新品エネルギーを肌から吸収すると、

すがすがしい気分に、そしてやる気と運気がUPします。

もちろん、これは自論ですが。






4月2日投稿しています。

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4月13日投稿しています。

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No.2892

2024年4月12日(金)

もの

「10年日記」



神奈川にお住まいのNaoko様のインスタグラムで

10年日記があることを知り、

私もやってみようと決めました。


英語かフランス語のどちらかで書けば、

ちょっとは勉強にもなるはずですし、

始めたら何もやめられないへんな性格では

あるのですが、新しい習慣を自分にインストールには

誕生月の今月がいい機会だと思ったからです。







もう一つは、先日、学生時代の友人と

〇十年ぶりに会って一緒に晩ご飯を食べたのですが、

その〇十年になにがあったかと

思い出そうとすると、

真っ白な感じになりました。

もちろん、日々、仕事上でもたくさんの出来事が

あったはずですが、

不意にはとても思い出せませんでした。

もし10年日記をつけていれば、

リアルな感じで、○○年の○月には何があってと

(まあ、それがいいかどうかはわかりませんが)

過去が現在と繋って、面白いだろうなと思ったからです。


10年日記はケース付きでゴージャスな装丁がされています。

しっかり書けば、

現実は小説より稀なり、でまさに人生の記録、物語になるかも?

とわくわくしています。






4月2日投稿しています。

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4月12日投稿しています。
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No.2891

2024年4月11日(木)

こと

「英仏で近衛兵の交換イベント」



マクロン大統領のインスタグラムで

4月8日のEntente Cordiale(アンタン・コーディアル)の

120周年式典を楽しみました。

日本語では外交文書が交わされた

『英仏協商』と硬く呼ばれていますが

言葉の意味としては、仲よく、理解し合いましょうの

ような感じになると思います。







中世から続いていた100年戦争から

ずっと喧嘩していたイギリスとフランスが1881年に

フランスの代表とイギリスのアルバート・エドワード王子が

会見し、それから23年後の1904年4月8日に

外交文書に交わしてイギリスとフランスは

もう、対立するのはやめようと決めた日だと

いえると思います。





今年のセレモニーは120周年とあって、

なんと、

イギリスの近衛兵がパリのエリゼ宮で、

国歌ラ・マルセイエーズを歌い、

そして、フランスの兵隊もロンドンのバッキンガム宮殿の外で

イギリス国歌を歌うという初のイベントが行われました。

なんとも洒落た仕掛けはどちらが提案したのでしょう?

フランス?イギリス?

フランス人のセンスのようでもあり、イギリス人のジョークから

始まったようでもあり、ほんとうに心温まる

出来事でした。

世界中の国がこんな仲良しイベントをしたらどんなに

世界は平和になるでしょう。





4月2日投稿しています。

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No.2890

2024年4月10日(水)

こと

「ラベンダー、ライラック、パープル」



マダム・ワトソンのインスタグラムの

アイコンはこんな感じです。





ショップカラーのライラック色に

抜き文字です。







ライラック、パープルをショップで見渡してみると。

アナスイのハンカチがありました。

他の追随を許さないようなライラック、

パープルがこれでもか!というくらい

派手に使われるのがアナスイのアナスイたるところです。







春の私のバルコニーガーデンも

パンジー、ヴィオラと紫系統の色合いが多くなります。

もしかしたら、

そんな色が好きなのかなと、今頃ですが、

気づきました。







紫と黄色の組み合わせは補色になるので

インテリアでは強烈な印象を与えますが、

やはり好きな組み合わせなのか

1つの花にこの2色が入ったビオラを

やっぱり毎年植えています。








やっと雨も上がって、気持ちいい春本番ですね。

それでは、

Spring SALE中のショップでお目にかかれますことを

楽しみにいたしております。






4月2日投稿しています。

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4月9日投稿しています。

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No.2889

2024年4月9日(火)

こと

「眠れ、眠れ、ピローと共に」



春眠暁を覚えずの

寝坊するにはとてもいい季節になりました。

先日、ラグジュリー枕のヨーロピアンより長い、

50X90cmというサイズのラグジュリー枕のラグジュリーサイズを

お電話でご注文頂いたお客様がいらっしゃったのですが、

このサイズはあまり使われていません。

その昔、ダブルのベッドで二人でお休み用に

ダブル枕というものがあって

サイズは定かではありませんが、おそらく130cmくらいは

あっただろうと思います。

きっと使いにくかったために、いつしか人気が

なくなったのだろうと思います。


50X90cmのラグジュリーサイズは都内5つ★ランクのホテルでは

すでに7,8年くらい前から使われていました。

私もすぐにそのサイズを使い始めました。







私の好みのスリーピングスタイル、眠り方は、

まずは、リラクシングピローに半分よりかかるように

50X90cmのラグジュリーサイズを置き、

その上に50X70cmの枕を斜めに重ねて

頭から肩までが枕の上にくるような、半分起き状態です。


そうやってほんを読みながら眠ると

うたたねしているような感覚です~っと眠りに入れるのです。

このす~と夢心地に眠れる状態を作れば

眠れない悩ましい夜はなくなるのです。

眠れない方は、

枕をたくさん置いてみて、

片方だけ斜めのひじ掛けのついたカウチで優雅に

うたたねしている状態を、ぜひ、トライして頂きたいと

思います。






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No.2888

2024年4月8日(月)

こと

「100歳になったわたしへ」



福岡100という

福岡市のプロジェクトがあるそうです。

100歳を越えて健康で充実した人生を生きようという取り組み

だとのこと。

それを市民に多くお知らせするためだと思いますが、

福岡市政だよりの4月号に「100歳になったわたしへ」という

IKKOさん、リリーフランキーさん、加藤一二三さんなど

著名人の方々が100歳の自分へ宛てた

手書きのメッセージがありました。







12名の個性溢れるさまざま分野のエキスパートの手紙ですから

それぞれ、感動的でおもしろいのですが、

リリーフランキーさんの文字はとても美しくて

そして、作家だけに味わい深い手紙です。


私も昨日、28歳の何回目かを迎えましたし、

ここで、

100歳の自分へ手紙をしたためてみたいと思います。







「100歳になったわたしへ

相変わらず、ベッドメイキングとアイロン掛けに

命がけになっているのですか?

鉛筆の一筆書きでベッドルームの絵を1分で書くなんて

何もならない特技にまだ、磨きをかけているのですね。

それに、サボン・ノアールと歯ブラシを友達に

掃除ばかりして、ほんとうに飽きませんね!

その上、誰も読まないような下手な文章を書き続け、

使いもしない外国語を勉強して

他にもっと何か、世の中の役に立つような

ことはなかったのでしょうか?

まあ、きっとそんな無駄な人生の使い方でも、

誰かに迷惑をかけなければ、それでも充実した

よい人生といたしましょう。」





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No.2887

2024年4月7日(日)

こと

「黒ベストGillet Noirの季節」



ジレ・ジョン Les Gillets Jaunes

といえば、フランスの労働組合のデモや

ストライキをする人たちの呼び名で

黄色いベストがユニフォームになっているため、

そう呼ばれていますが、







ジャケットを脱ぎたくなる春になっても、

ブラウスやシャツだけでは

まだまだ過ごせない、今の季節にぴったりなのが

その、ベストですね。

ジレ・ジョンの影響からか、ベストよりジレという呼び名の方が

今は、かっこいいというか、浸透しているようです。







マダム・ワトソンにもジレ・ジョンではなく

Gillet Noir ジレ・ノアール 黒ベストを見つけました。

気になる部分も全部隠して、スタイリッシュに見せる

ジレ・ノアールは

ジレ・ジョンのイメージからは程遠い

かしこまった装いにもなるので、

ほんとうに重宝するアイテムだと思います。







ジレ・ノアール(黒)

ブルー・フォンセ(濃紺)

M、L

ポリエステル100% 13,200yen→10%OFF



ボウブラウス(ターコイズブルー、黒、赤紫)

ポリエステル100% ロング丈フリーサイズ

13,200yen→10%OFF

スプリングセール期間中→4月末 新作が10%OFFです。


今年こそは、お客様に全部買われてしまう前に

買いたいと思っているのですが…





4月9日投稿しています。

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No.2886

2024年4月6日(土)

こと

「映画『パーフェクトデイズ』

part.2  平山さんとほん」



パーフェクトデイズの監督、ヴィル・ヴェンダース氏の

作品はひとつだけ、ずっと前に見たことがあることを

思い出しました。

『ベルリン・天使の詩』です。

サーカスが舞台の映画のですが、ほとんど覚えていません。

さらに、

何を言いたい映画なのか、まるでわかりませんでした。

しかし、パーフェクトデイズを観た今、

もう一度観直したら

きっと何か、自分なりにわかるはずだと感じています。







パーフェクトデイズの中では主人公、平山さんの過去は

全く語られません。

その隠された過去は観る側に全部ゆだねられているのですが、

平山さんのアパートに家出してやって来た

高校生の姪を、母親、平山さんの妹が

運転手付きの高級車で連れ帰りに来るシーンがあります。

そこで、平山さんは裕福な家の出身で、

成功者だったのだろうかと想像させます。


私は監督ヴィル・ヴェンダース氏の平山さんに対するコメントを

YouTubeで観た時、

ロビン・シャーマの処女作で出世作、

”The Monk Who Sold His Ferrai”

(邦題、『フェラーリを売った僧侶』)

それは、お金にも豪奢な車にも贅沢な暮らしにも嫌気がさして

僧侶になったという、

ロビン・シャーマの自伝的作品をすぐに思い浮かべました。

もしかしたらですが、

その僧侶のイメージが平山さんという人物の下敷きにもなって

いたのではないかと、勝手ですが、そんな憶測もしました。





夜明けから黙々と公衆トイレの掃除に精魂を込め、

贅沢な風景より毎日の風景を好み、

木を愛で、木漏れ日を愛でる。

デジタルの洗礼を受けることなく

ずっとアナログを好み、毎晩、寝床でほんを読む。


平山さんが読むほんのひとつが

幸田 文の『木』というほんです。

早速、行きつけの本屋さんに注文しました。

明日から読めると思うととても楽しみです。

折りに触れてまたパーフェクトデイズのことを

書きたいと思います。


レール工事の職人に平山さんという方がいらっしゃるのですが、

なんだか僧侶に思えてきました。






4月2日投稿しています。

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No.2885

2024年4月5日(金)

こと

「映画『パーフェクトデイズ』

part.1  平山さんの部屋」



この映画を見終わって、自分の部屋に帰って

真っ先にやったことは、

洗面室とトイレの床にサボン・ノアールをふきつけて

目地を歯ブラシで磨き、拭き上げ、洗面ボウル、ドアまで

丁寧に拭き上げ、その後、トイレの便座を

丹念に掃除したことです。

とてもすがすがしい気分でした。

おそらく、映画を見た人の多くは私と同じように

トイレ掃除をしたのではないかと思いました。







役所広司さん演じる主人公、平山さんはスカイツリーが見える、

下町のレトロな昭和の古アパートに一人暮らしをする

中年を過ぎた男性。


夜明けと共に起きると、すぐにふとんを畳み、

隣の4畳半の部屋に置いてある

湯呑に自分で植えた植物たちにスプレーで水をやり、

ひげを剃り、整え、

青いユニフォームに着替え、

アパートの駐車場にある自販機で缶コーヒーを1本買ってから

道具をたくさん積んだ軽バンで出かける。


出かける先は渋谷区内にある、建築家が設計した様々なトイレ。

平山さんの仕事は公衆トイレの巡回掃除なのです。







観客は映画の約3分の1くらいの時間を丁寧に手際よくトイレを

磨き上げる平山さんの姿を観ることになります。


平山さんはトイレ掃除の仕事が終れば、お寺のベンチで

コンビニで買ったサンドイッチ等を食べながら、

眩げに木々を眺め、鳥の声に耳を澄ませ、

ベンチの常連のOLに無言で挨拶をする。

そして、フイルムカメラで木々と空の写真を撮る。

部屋に帰りつくと、着替えて自転車で銭湯に行き、

地下街の雑多な店が連なるなじみの店先に座る。

自動的に酎ハイとおつまみが出てくる。

また自転車で帰る。

そして、せんべいふとんの上に寝っ転がって眠くなるまで、

本を読む。うとうとと夢うつつの中で

その日のモノクロームの映像が流れ、

また、次の夜明けがやって来て、

同じ朝が始まる。

無口な平山さんの言葉はほとんどなく、

生活音と街の音、おしゃれでもない日常の変らない風景が

何度も繰り返されます。


しかし、平山さんは

軽バンの中でカセットテープの古い音楽を聴きながら

繰り返される日々をひとり淡々と心から楽しんでいるのです。







映画を観終わって、

「誰にも期待しない人は幸いなり、

誰にも落胆することもないから」という

英語圏のことわざを思い出しました。


もの、うごめく情報、善悪、怒り、さまざまな思いに翻弄されている

21世紀の地球に生きる人々のこころを揺さぶるのは、

テレビもエアコンもPCもスマホもない、

古いアパートに住むこんな男性のアナログで清貧な暮らしだった

ということにはたと気づき、

驚きと衝撃を覚えるはずです。

そして、すぐにすがすがしい気分になって、

家に帰るとトイレ掃除をしたくなるのだろうと思います。

1回では書ききれない印象に残る映像と音でした。

明日6日、part.2を。


**

Keiko様、ステキな映画ご紹介ありがとうございます。

間に合って観に行けました。

こころより感謝を込めて。






4月2日投稿しています。

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4月10日投稿しています。
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No.2884

2024年4月4日(木)

こと

「赤い絨毯を踏んできました」



久しぶりに赤い絨毯を踏んできました。


赤い絨毯が敷いてある有名な場所はというと

まずは帝国ホテル、奈良ホテルの大階段、

その他、老舗のホテル、温泉宿のロビーや廊下、結婚式場…

などと、

晴れがましい

クラシカルな広い場所を想像しますが、







実は、2年ほど前にできた

クラシカルなインテリアの福岡市天神にある

小さな映画館、キノシネマさんです。







もう一つの代表的なものは

レッドカーペットが代名詞になっている

カンヌ映画祭ですが、

そのカンヌ映画祭で主演男優賞を受賞した役所広司さんの

映画を観てきました。

タイトルは、『パーフェクトデイズ』です。

(残念ながらこの映画館での上映は今日、4月4日まででした。)







観終わったあと、

肩の力が抜けたすがすがしい気分になりました。

映画の舞台は晴れがましさとはまるで無縁?の場所ですが、

レッドカーペットを歩くより

晴れがましいきもちになりました。


その続きは明日の『ものことほん』で。






4月2日投稿しています。

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4月10日投稿しています。
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No.2883

2024年4月3日(水)

こと

「雨も楽しむ花のこころ」



先週末から4月2日までは、

まさに、ビューティフルデイでした。

しかし、今日は一転して、日本全国、雨模様。

福岡は警報級の大雨になるとのこと。







せっかく春を謳歌している満開のさくらは

この雨で一気に散るでしょうか?

ほんとうにもったいないことです。


私のバルコニーガーデンの花も

おそらく傷み、散ることでしょう。

それはそれで仕方ないことなのですが、

散る前に写真を撮りました。




3月24日


4月2日






花は傘がさせませんから、

風雨に身を任せるだけで、かわいそうですが、

これも試練と、雨も楽しんでいるのだと思っています。






4月2日投稿しています。

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No.2882

2024年4月2日(火)

こと

「パリジェンヌのお手洗いにしよう!」



フランスびいき、隠れマクロン大統領ファンなのですが、

しかし、マクロン大統領は2期目ですから

次はありません。


ならば、

なんとか次の日本の総理大臣になってもらえないかな?など、

そんな荒唐無稽なことを考えています。

内閣支持率はうなぎ登りだと思うのですが…







そんなフランスびいきなため、

2024年、パリオリンピック、パラリンピックの今年は

自宅もぐっとパリらしいインテリアにしたいと、

寝ても覚めても(笑)考えています。


しかし、クロスはもうこの18年で何度も張り替えており、

2部屋はすでに、パリの街並、モニュメントになっています。


その内のクローゼット部屋は『パリの屋根』という名のこんな

騒がしいクロスです。

私の個人的な趣向は、インテリアは”とことん”のようで、

それを壁4面&お揃いのシェード、クッションなどなど

これでもか!というくらいに使っています。

(詳しくは私のインスタグラムで)







しかし、一か所、

この18年間に一度しか張り替えていない場所がありました。

お手洗いです。





インターコンチネンタルパリのドレッシングルーム



余りにベタなパリ風ではありますが、

そんなことはおかまいなしで、ずっと前から気になっていた

クロスと生地、『ラ・パリジェンヌ』を

パリ2024に引っ掛けて、今年のインテリアのテーマに

することに決意しました。







早速シュミレーションしてみました。

騒がしいパリの街並そのものになりそうです。

パリに行かなくても、行った気分になるでしょうか?

この生地とクロスが廃盤になる前にぜひ、手に入れておかないと

後で絶対に後悔しそうな気がするのです。






4月2日投稿しています。

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No.2881

2024年4月1日(月)

こと

「インテリアとは何か?」



フランク・ロイド・ライトの展覧会で

2月の頭に購入したトートバッグは

もう何度も洗濯し、使い込んでしまいました。







そこには、ロイドの建築に対する

思いが簡潔に綴られています。





意味合いが違うというご意見があるとは

思いますが、私なりに訳してみました。


「建築とは何か?

それは、暮らし(生活、人生)であることを私は知っている。

または、少なくとも、暮らしそのものが

形作っているもので、昨日、この世で生きていたように、

今日生きているように、あるいは永遠に生き続けるように、

真の暮らしの記録だ。

建築は世代から世代へ、時代から時代へ、人の本質、環境、

そして変化する双方に応じて、

進化し、持続し、想像する偉大な生きた想像的な精神である。

建築とはまさにそれなのだ。








lifeの日本語訳には、人生、生活、暮らしと重さの違う捉え方が

あると思いますが、

現実には同じだと言えると思います。

ロイドの言葉の「建築」を「インテリア」に置き換えても

全く通じると思います。

100人の暮らしには100通りのインテリアスタイルが

あるように、世代、時代、環境によって

様々に変化を続けながらやはり、10年前、20年前より

そして50年前より、もちろん、ロイドの時代より進化していると

思います。







4月2日投稿しています。

#マダムワトソン
    


#risacokimura木村里紗子
 


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